「Playlist」GROOVER July 2022

DJ SEO

01.JDM Global - Dizzy

ClairoやClaudと以前Shellyというバンドで活動もしてたJosh Mehlingによるソロ。マッドチェスターxベッドルーム・ポップともいうべき、トロピカルでLo-Fiなインディー・ダンス・ナンバーがグッドですね。

02.Currls - Honey

ブライトン拠点のインディーパンク・トリオ、勢い一発のガレージ・アンセムがいい感じです!

03.The Mars Volta - Blacklight Shine

10年ぶりの新曲!従来のツェッペリン・サウンドからアフロ・パーカッションを効かせたコンテンポラリーなサウンドへ移行しましたね。いいんじゃないでしょうか。個人的にはAT THE DRIVE-INを10年続けて、その後マーズ・ヴォルタやって欲しかったな!なーんて。

04.LF SYSTEM - Afraid To Feel

現在チャートを爆上り中のスコットランドのDJデュオ。、アッパーなハウス・パートとスローなブレイク・パートで分けた「どこでつなぐねん」な構成がDJキラーで最高◎元曲はSilkの1979年リリース「I Can't Stop (Turning You)」だそうです。

05.JayWood - Just Sayin'

カナダのSSW、Captured Tracksからリリースされた新作より。スウィートでソウルフルな音像が心地よいエレクトロ・シンセ・ファンク。

06.Marigold, Overpade - PRADA

ジャズ~ヒップホップをベースにしたベッドルーム・ポップを鳴らすMarigoldと、Overpadeによる共作曲。ドラムンビートにラップを絡めた今っぽいトラックですが、従来のテイストと今後どう重なってくるかにも注目したいところ。

07.girl irl - sting

不穏なインダストリアル・ポップを鳴らす新人トラックメイカー。先日公開されたばかりのブルックリンのクラブ、Elsewhereでのヘッドラインギグも◎

08.Julia Bhatt - Karma

マイアミ拠点のフレッシュなSSW、7/20リリースのデビューアルバム『it is what it is』より、小気味いいカッティングとポップネスがジャンルレスに駆け巡るAlt-popで、気になる存在です。

09....And You Will Know Us By the Trail of Dead - Salt In Your Eyes

テキサスのオルタナバンドの最新作より。キャリア屈指のポップなコーラスでぐいぐい引っ張っていくナンバーですが、ラストにはノイジーなパートもあるなど彼らの魅力をわかりやすく凝縮してくれてます。

10.Senses Fail - I'm Sorry I'm Leaving

20年以上活動しているニュージャージーのエモ/ポストハードコア・バンドの新作より。ザックザクのギターとスクリーモ・パート、そしてキャッチーなフックと三拍子そろった良いナンバー。

11.Alex G - Runner

フィアデルフィアのSSWによる、9/23リリース新作より!Soul Asylum「Runaway Train」にそっくりなギターナンバーで、これはUSオルタナ好きなら皆うなづくやつ。

12.Cuco - Aura

カリフォルニア出身のメキシカン・アメリカンであるCuco、どうにもこの緩さxふてぶてしさになじめなかったんですが、音が太くなって安定感が出てきたのか、ようやく響く曲きましたね。


DJ GAMMY

13.Lazywax - Vai No

オーストラリアで活動するイタロディスコ好きのプロデューサーデュオ。これは今っぽい生音重視に軌道修正したことが当たりの夏のNu-Disco。

14.Stuzzi - chilibanana

スウェーデンのクリエイターによる陽気でキュートなアフロハウス1stシングル。1曲のみですがかなり良いてですね〜。リミキサーにコロンビアの才人Felipe Gordonが手を上げたということでこれはもっと拡がっていきそう。

15.Jinjé - Burkina Faso

VESSELSのメンバーだったJinjéの全曲カラーが違う多国籍ダンスEP。チャントを活かしたアフロ・トライバルハウスとモジュラーシンセのコンボがハマります。注目レーベルになりそうなUKのScene Unseenより。

16.Hollie Cook - Happy Hour

ピストルズのポールクックの娘と言われ続けてもう12年ほどでしょうか。現行UKラヴァーズ界で敵なしの彼女による夏の夜のステッパーズチューン。

17.Jitwam - Stranger Danger

インドはアッサム出身のJitwamのまたもや傑作3rdアルバムより。ブルース、ジャズをハウスに落とし込む折衷さとサイケなニューソウルをRAWな質感で熱くクールに締めた激渋曲。

18.Wu-Lu - Blame

おなじみサウスロンドンのクリエイターによる1stアルバム。アルバムからだとこの曲ですかね。インダストリアルなブレイクビーツがきまってるわけですが、オモテにアクセントを置いてバウンスさせる工夫も◎。

19.Motorist - Drip

LAのDJ兼ジャーナリストのJoe RihnによるD’N’BプロジェクトによるEPより。ファンキーで叩けたドラムとエキゾロマンな上音が気持ち良すです。

20.Daphni - Cloudy

ダン・スナイスのDaphni名義でのいつもの素材を活かすワンループトラックもの。今回はEPではなくアルバムでまとめてきそうな予感。


DJ Case

21. Eliza Rose - B.O.T.A.(Baddest Of Them All)

イーストロンドン出身のDJ兼ヴォーカリストEliza Rose。Flashback Recordsで10年間働いたのちにアーティストに転身したという信頼感と親近感が◎

Glastonbury 2022にも出演していたようで、今後フロアを沸かす存在となりそうです。

22. Y U QT - Just Be Friends

イングランド・レスター出身のデュオY U QTの最新EPより。

彼らの最も得意とするUKガラージに回帰した本作も納得の出来で、蛇行するベースラインと粒立ったオルガンが心地良いラストチューン。

23. Willow Kanye - Final Notice

今年の前半に発表されたEP『Playground Antics』もかなり好みだったんですが、早くも新作をリリースしたWillow Kayne。

クラシックなジャングルをミックスした音とレイヤーが印象深い、地元ブリストルのジャングルシーンへ敬意を表した1曲。映画「Human Traffic」に影響を受けたというMVもグッド。

24. CoN & KwAkE - 15 Minutes

90年代初頭からUKヒップホップ界を代表するConfucius MCと、MF DOOMのドラマーを務め、プロデューサーとしてもSamphaやKae Tempestを手掛ける超一流Kwake Bassがタッグを組んだとなれば間違いはない。

ジャズにしっかりと根差したクラシックなヒップホップ、激渋です。

25. Steve Lacy - Bad Habit

7/15にリリースされた新AL『Gemini Rights』のより、お決まりのファンクネスを活かしつつも、ブレイクからの甘酸っぱい展開にSteve Lacyのハーモニーが良くマッチした先行曲。

26. Ásgeir - Snowblind

お馴染みアイスランド出身のSSWも始動しましたね。

透明感のある歌声はもちろん健在、不穏な雰囲気と氷のような質感が漂うエレクトリックバラード。

27. Launder - Intake

John CudlipことLaunder待望のデビューALからのシングルカット。

『Pink Cloud』EPと同じくプロデューサーにはDay Wave、SokoやZachary Cole Smithももちろん参加のフルコース。

28. Alvvays - Pharmacist

待ってましたとダブルピース、5年振りの新ALからファーストシングルが届きました。

1音目から僕らのAlvvays節炸裂で最高が止まらない、最後はDinosaur Jr.を思わせるノイズとギターソロで昇華、至福な2分間をどうぞ。

0コメント

  • 1000 / 1000