「Playlist」GROOVER August 2022

DJ SEO

01.The 1975 - Happiness

サマーソニックでの来日も待ち遠しい中リリースされた新曲は、The 1975を象徴するサウンドともいえるダンスポップ・ジャム。やや緩めなムードとサックスの掛け合いがカジュアルで軽く響くのも今の彼ららしいというか、一つ越えたなという印象です。

02.Voidie - pushing daisies

UK新世代ハイパーポップ、Voidieの新曲。ダークなベースとポップなシンセボーカルとのコントラストがエッジ―でカッコいいです。

03.The Garden - Orange County Punk Rock Legend

LA/オレンジカウンティ出身の双子パンクバンド「The Garden」の新曲はレぺゼン・ソング。

Y2Kなサウンドはまさにですね。次作でもう一段売れそうな予感がすれば、このまま我が道を行くような気もする、そんな予見のできないところも魅力だったりします。

04.Joey Valence, Brae - Watch Yo Step

めっちゃビースティ出てきましたね笑、これまでも幾多のフォロワーを生んできましたが今回はクオリティも高め。このサウンドをヒップホップ古典の一つとして後世に繋げて欲しいので、今後の動きにも期待しています。

05.Dune Rats - Pamela Aniston

Fidlar好きには即オススメできる豪インディ/ガレージ・バンドの3作目。拳を挙げて大合唱できるアンセミックなナンバーがたくさん収録されています。

06.Panic! At The Disco - Middle Od A Breakup

新作に先駆けての久々となる新曲は、もろにチープトリックな80'sパワーポップ!

80'sリバイバルが流行って随分経つけれど、このラインは誰も狙ってないのが大きなポイント。前シングルはベイ・シテイ・ローラーズっぽくもあるし、アルバムにも注目が高まってます。

07.Fazerdaze - Come Apart

すでに来日も果たしているニュージーランドのインディー・ポップ・アーティストによる5年ぶりの新曲は、ややLiz Phairライクな90'sオルタナ・ポップへと舵を切ったナンバーで、私好みのやつ。

08.Julianna Riolino - You

米70年代のSSW名盤、Judie Sillのジャケットを意識したアートワークが◎な新人SSW、この声や雰囲気がなんとなく懐かしの英00'sインディーThomas Tantrumを思い起こさせてくれました。

09.Jessie Ware - Free Yourself

そろそろ新作の気配も漂ってきたJessie Ware、この新曲も目下絶好調なディスコ/ハウス路線でほんと外さないね~コロナを乗り越えたフロアで自己を解き放つ快楽に満ち溢れたナンバーですね。

10.Fred again.., Swedish House Mafia, Future - Turn On The Lights again..

英エレクトロニック・プロデューサーFred again..と先日復活したSHMによる強力コラボ!

Disclosure級のアーティストを待ち続けて10年、、ようやく出てきましたね。今や飛ぶ鳥を落とす勢いで、ロスキルド・フェスでは入場規制で外野から楽しむしかなく涙をのみました。。Futureの存在感がほぼないのもすごいですね。。

11.Nutrients - Nauseous

カナダのインディーポップ・バンド。Brijeanを生音寄りにしたような音像で、サックスとバレアリックなグルーヴがレイドバックないい雰囲気を醸し出しています。

12.Miloe - gaps

プレイリストに入れるのは初かもですが、2020年から注目しているコンゴ生まれ/ミネアポリス拠点のインディSSW、リリースされたばかりのEPからの夏の夕焼けに合う爽やかなサマーブギー。


DJ GAMMY

13.Fireboy DML, Asake - Bandana

ナイジェリアのソウルシンガーの3rdアルバムより。得意のシンガロングよろしくナンバーは、サッカーとの相性抜群。前作ではバイエルンも使ってましたね。

14.Oscar Jerome - Berlin 1

もうソロとしてだいぶ浸透してきた元KOKOROKO のオスカージェローム。ギタリストととしてここまで「ジャンル」から飛び出そうとする意志があれば、もはやトムミッシュばりにブレイクする日も近いですね。

15.Say She She - NORMA

CHICの当時の感覚をしっかりトレースし、アイデンティティもアティテュードも臆せず提示するブルックリンの8人組ファンクバンド。伸びやかな上モノもわかってる感満載。

16.Dora Jar - Bumblebee

カリフォルニアのSSWによる、クラブでの気持ちいい時間帯を彩ってくれる軽やかでウォーミーな新曲。プロデューサーはドミニクやレミウルフのJared Solomon。

17.Titus Andronicus - (I’m) Screwed

コックスパラーのカバーでガッツポーズなカムバックをしてきたニュージャージーのインディパンクバンドの来る7thアルバムからの先行シングル。Oi!とスプリングスティーンという1つの時代のロックの王道を行くストレート勝負が良い。

18.The Comet Is Coming - CODE

最高のサクソフォニスト、シャバカも参加するロンドンのサイケジャズバンドの新曲。デトロイトテクノも垣間見えるフリークアウトエレクトロがゴツい!

19.ROSALÍA - DESPECHÁ

いや〜えらいですロザリア。夏にちゃんと持ってきたナイスマンボ!最高ですわ。

20.Byron the Aquarius - sWoNDO?

ONRAやKAI ALCE、はたまたエミネムのD12にも関わっていたアトランタの鍵盤奏者。これまでもAxisやSound Signatureからもリリースしたりと何かとデトロイト色もあるハウスが多かったですが、ここにきてG2Gとアシッドで今を鳴らしてるなと。


DJ Case

21. George FitzGerald, SOAK - Rainbows and Dreams

英国のエレクトロミュージシャン/プロデューサーの3rdALは<Domino>から。

温かみのあるエレクトロサウンドにSOAKのヴォーカルがさらなる高揚感をプラスしています。

22. Sylvan Esso - Echo Party

どれだけミニマルに変態的な音楽が創造できるのかがテーマという、相変わらずストイックなSylvan Esso最新ALより、

発売と同時にMVが公開された不安定に揺れる低音が印象的なこちらの曲を。

23. dexter - Something Real

昨年の『I Do Love a Good Sandwich』EPも素晴らしかったサウスロンドン出身のdexter、

R&Bからビートを効かせたトラックにシフトしていてフロアでも映えそうです。

24. SBTRKT - Miss The Days

約6年間の休止期間を経て、SBTRKTが戻ってきましたね。

次作はクラブミュージックへの回帰、仮面を外し自身のルーツに向き合ったものになるそうです。

Samphaは参加しないのかな~

25. Issy Wood - Both

Issy Wood新ALから、倦怠感・不安感の漂うムードと重たいエレクトロサウンドが癖になる先行シングル。

全体的にSt. Vincentを思わせるアートロックで◎

26. Marci - Entertainment

モントリオール拠点のインディーポップバンドTOPSのメンバーMarta Cikojevicによるソロプロジェクト。

80'sの空気感漂うレトロな雰囲気とポップにまとめあげるスキルは流石です。

27. Ethan Fields - Kick the Habit

Mike Posnerの"Cooler Than Me"をNirvana風にカバーしたり、Wii SportsのOSTをThe 1975風な曲にしたりと着眼点センス抜群のEthan Fields。

オリジナル曲もいけるやんてことでご紹介。

28. Pixey - I'm Just High

ファンクなリフをブレイクビーツのサンプルと組み合わせたサイケデリック×ドリーミーなPixeyらしい最新曲。9月末にリリース予定のミニアルバム『Dreams, Pains & Paper Planes』も期待大。

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