「Playlist」GROOVER September 2022

DJ SEO

01.Nosaj Thing - We Are (우리는) ft HYUKOH

ケンドリック・ラマーやチャンス・ザ・ラッパーのプロデュースで知られているLAのプロデューサー。韓国のヒョゴが参加したトラックで、ダーク&ジャジーなグルーヴが激シブですね。10/28予定の5thALからの先行曲。

02.PinkPantheress, Sam Gellaitry - Picture in my mind

これまでの音像そのままに、4つ打ち~フィルターハウスに落とし込んだサウンドが絶妙に斬新なニュートラック。すでにツアーも復活したようですが聴覚障害は大丈夫なのかな?ロスキルドがキャンセルなったのは残念でしたが早く観たいですね。

03.CLIPZ - No Time ft. Nia Archives, Beenie Man, Cristale, ShaSimone

ブリストルのD&Bプロデューサーによる、ブレイクビーツ/ジャングルな強烈バンガー。

豪華客演4アーティストが入り乱れたフローもめちゃくちゃかっこいいです。

04.Jobber - Entrance Theme

NYのインディーバンドHellrazorのKateとMikeによるニューバンド。The Rentals(That Dog)直系のもろ90'sムーグ・パワーポップで、なんかまたスゲーの出てきましたなぁ。

デビューEPは来月!

05.The Boys With The Perpetual Nervousness - Isolation ft. Mary Lou Lord

ティーネイジ・ファンクラブ直系のサウンドが好みすぎる、スコットランド拠点?のギターポップ・バンドによる最新3rdアルバムより。90'sインディーフォーク/SSWの伝説、メアリー・ルー・ロードを迎えた珠玉の1曲。

06.The Front Bottoms - The Supply of Power

ニュージャージーのインディーロックデュオ。近年では大型フェスへの出演などで力をつけてきた彼ら。そこそこ良いスロットにも入れるようになってきました。新epに収録されていて気になったこの曲は、最初期にリリースされていた曲の再録ヴァージョンだとか。フェス映えしそうなアンセム感あるラララ・ナンバーですね。

07.FIG - Splinter

ニューヨーク拠点のマレーシアン・インディー/R&B、もうMICHELLE好きな人にはドンズバな音でメロディーセンスにも長けてる。これはいいね!

08.Hope Tala - Leave It On The Dancefloor

西ロンドンのネオソウル新人。もう以前のシングルの時点でMB5(マジでブレイク5秒前・笑)なのに、まーた強力なバンガーを放り込んできて、DJも嬉しい悲鳴です。引き続き大注目で!

09.ghost orchard - bruise

ミシガン拠点のLo-Fiアーティスト、サム・ホールによるベッドルーム・ポップ・プロジェクト。00'sのフォークトロニカを思い出すようなLo-fiで温かいブレイクビーツがいいですね。

10.Special Interest - Midnight Legend ft. Mykki Blanco

ニューオリンズのポストパンク/ノーウェーヴ・バンドによる新曲は、退廃的なノイズを後退させてポップ/ディスコパンクへのアプローチを強めたナンバー。次のアルバムは!!!のフォロワーにもオススメできる内容になりそうです。

11.KYE / Bossin'

ジンバブエ生まれロンドン育ち、オーストラリアはメルボルン拠点のシンガー。過去曲とはやや異なった、UKガラージ/2ステップなポップに舵を切ったトラックで、アイデンティティでもあるジンバブエ音楽と今後どう折り合いをつけていくかも気になるところです。

12.Loods, Mall Grab - Love Is Real

オーストラリアのプロデューサー同士によるコラボレーションは、陽気なホーンが踊るディスコ・ハウス・キラー。


DJ GAMMY

13.Adelphi Music Factory - Rise Again

シェフィールドのDJコレクティブのアップリフティングなエディットハウス。こう地域で追っていると、最近のシェフィールドの雰囲気がこれでもかと伝わってきて羨ましい限り。

14.Skin On Skin - Burn Dem Bridges

Mall GrabのSteel City Dance Discsにオーストラリア時代から参加するDJによる、ハードテクノにUKドリルを掘り込んだ新曲。

15.El Alfa, J. BALVIN - Bellacon

キングオブデンボーことドミニカのエルアルファとJバルヴィンてことで、レゲトンからデンボースタイルへと上がっていくご機嫌パーティーチューン。

16.Vieux Farka Touré, Khruangbin - Tongo Barra

マリミュージックを世界に広めたアリファルカトゥーレの息子とクルアンビンによる、アリのトリビュートアルバムより。でもこの曲聴いたことないなぁ…未発曲とかも復活させたりしてたら胸熱。

17.DAY-N, La Doña - Hoy Estoy Aqui

ブラジルの新人がロラパルーザにも出てたメキシコのラドーニャを迎えた新曲は、アコーディオンを使う伝統的なブラジルのフォホーですが、スペイン語で歌うことによる文化のミックスに価値がありますね。

18.King Gizzard & The Lizard Wizard - Ice V

プランもなく何も考えてなさそうなジャズファンクで最高ですね。センスの鬼。彼らで2番目に好きな曲になりました。ちなみに1番は去年のIf not now〜です。

19.Meryl Streek - Death to the Landlord

またしてもアイルランドはダブリンからの気になるパンクバンドの登場です。The King Bluesを思わすポリティカルリーディングなので、どこまで人を動かすかライブ映像を観たいですね。

20.Miya Folick - Bad Thing

グルーバーでは2曲目の紹介となるLAのSSWミヤ・フォリックの新曲。じっくりと積み上げながらover and overのクライマックスへ向けては込み上げるものがあります。良い曲。


DJ Case

21. Tungz - Always

ブリストルを拠点とするファンクポップバンドTungzの最新シングル。特徴的なメロウ&グルーヴィなそのサウンドは着実に質が上がってきていますね。

22. Cousn - Almost Famous feat. Surya Sen

Cousnという従弟同士で結成されたそのままの名前が愛らしい。年末に予定されている待望のデビューAL『Family Jewels』からのシングルはRadio 1でもヘビロテ中。ノースロンドン出身のラッパーSurya Sen(こちらも格好良い)をfeat.したダンスフロアフレンドリーな1曲。

23. Tai Verdes - how deep?

携帯ショップ定員からTikTok界のスパースターへのし上がったTai Verdes。Chance the RapperやSamm Henshawに通じるゴスペルの流れを汲んだ新曲!SNS外にも広がり始めているファンベースが、その実力を証明しつつあるかも。

24. Sudan Archives - NBPQ (Topless)

新AL『Natural Brown Prom Queen』より、線路から大きく外れていく様が痛快なタイトルトラック。Totally Enormous Extinct Dinosaursプロデュースで芯が通っているからこそなせる業。ヴァイオリニストという肩書を脱ぎ捨て、その異能をいかんなく発揮した重要/問題作です。

25. Lauran Hibberd, DJ Lethal - Still Running (5K)

Lauran HibberdがLimp BizkitのDJ Lethalとタッグを組んだヒップホップ×ミクスチャー風味な1曲。ポップパンクリバイバルの次はこっちなのか?じわじわ来ている気がします。

26. dani mack - fleabag

これからの活躍に期待大なLAを拠点とするdani mackの新曲は、ざらついたベットルームポップに力の抜けたオルタナのエッセンスを加えた良い塩梅◎。

27. Disq - (With Respect To) Loyal Serfs

2019年に各メディアで注目されていたウィスコンシン州初のインディーバンドDisq。冒頭から全開の熱さ迸るインディーパワーポップ!もう少し曲が長ければな~

28. Wednesday - Bull Believer

<Dead Ocean>へ移籍したWednesdayの新曲は8分半におよぶ二部構成のオデッセイ。後半は呻きからの叫び、"Finish him"と呟いて終着というなんとも攻めた内容でにっこり。それにしても壊れた車を積み上げた画が似合う。

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