「Playlist」GROOVER April 2018
dj SEO
01.THE HINDS / THE CLUB
よりメロディを立たせてインディポップへとシフトしたスペインのガールズ・バンド2ND、
サウスロンドンの盛り上がりに呼応したかのような佳曲ぞろいの傑作!
02.GOAT GIRL / THE MAN
そしてサウスロンドンの真打ちゴート・ガールの1stALが遂に。
サウンド、ルックス、佇まい、全て最高!
大人が介入すれば直ぐにアクモン級なのに、そうはいかないのが彼女ら。
デビューシングルから異端だったけど、時代はすぐに追いつくはず。
03.THE MAGIC GANG / GETTING ALONG
オルタナギターやポストパンクがひしめく現在のUK新人勢の中で、最もトラッドな音を鳴らすのがThe Magic Gang、
ある意味、彼らが売れたらUKロック完全復活といえるかも?取り合えずはThe Kooks級を目指したいところ。
04.CAROLINE ROSE / SOUL NO.5
一人で様々な楽器をこなすNY発のマルチSSW、最新2ndよりポップでガレージッシュな佳曲。
05.JACK WHITE / ICE STATION ZEBRA
20年前なら確実にグランドロイヤルから出てたようなビースティラップロックを鳴らす最新ソロ!
あのノスタルジーを現代のプロダクションで蘇らせることに意義ありですね。
06.THE VOIDZ / ALL WORDZ ARE MADE UP
これはキタ。ストロークスとベックが合わさったような80'sシンセ/ファンク!
ジュリアンの自由な音楽性が爆発するThe Voidz最高。
07.EELS / TODAY IS THE DAY
もはやUSインディでも孤高と呼べる存在となったE、しかも今作はポップに抜けた傑作ですよ。
名曲"Hey Man"をリード向けに改良したかのようなこの曲、明らかにカワイさ狙ったMVもなんかまぁ許してしまうよね。
08.PHUM VIPHURIT / LONG GONE
アジアに鬼厳しい僕も唸らせたタイの新人MV、、だって女の子の踊り方可愛すぎ。
去年から気になってたら予想以上のスピードでブレイク。今月東京オンリー(観たい)!
09.KACEY MUSGRAVES / HIGH HORSE
Pitchfolkで聴いてすぐ気になったけど、カントリーの人なんや。
伸びやかなVoがMaylee Toddを思い出す、定期的に摂取したくなる曲。
10.CALVIN HARRIS, DUA LIPA / ONE KISS
朝飯前感が半端ない感!今をときめくDUA LIPAが4つ打ち歌っちゃうのがコラボ感!
dj GAMMY
11.KAUW / NERGENS
ディスコ・ブギー/ハウスミュージックの生バンドで当たりはほんま久々。アムスのドラム・ベース・シンセの3人組。エモく美しい極上曲。
12.CHROME SPARKS / WINGS
艶やかでメランコリーなフューチャーベース。下から上まで良きテクスチャーとスケープで群を抜いてます。
13.ALASKALASKA / MEATEATER
昨年からのシングルがどれも当たりな今後にも期待大のロンドンの6人組。今のロックの潮流にある中で、サクソがガチ勢なのは強力な武器。
14. ALMA NEGRA / VISION
スイスのトライバルビート野郎共。南米バトゥカーダをベースに不穏な声ネタが入る怪しさ満点のロウなダンスミュージック。
15.PROC FISKAL / A FREGRANCE
ジューク、ジャングル、グライムを滅多斬りにして再構築するエジンバラのデジタルネイティブ。気紛れだがセンス良すぎるネタの入れ方、IDM的シーケンス、予想を裏切るステップともはや21歳とは思えないとんでも盤!
16.TURNSTILE / REAL THING
音は古いし展開も俗っぽいけど、ハードコアスタイルなので好物です。
dj KiM
17. Friendly Fires - Love Like Waves
祝カムバック!実に7年ぶりの新曲は、トロピカルなファンクとインディーロックの融合という、
前作の流れを受け継いだポップな 。不在の間ですっかり勢力図が変わってしまったけど、ファンクミュージックという点でその系譜に連なりインディー復権の要素となりうるか。
18. Thirty Seconds To Mars - Walk On Water
こちらも久しぶりの新アルバムから。テーマはMVの通りズバリ「アメリカ」。前作で(もう5年も前やけど)
その片鱗をみせていたシンセやデジタルビートが時代の流れを追いかけて一気に突き抜けた印象。
19. Kali Uchis - Tyrant ft. Jorja Smith
コロンビア人R&Bシンガーの1stから。ファンク、レゲトン、ソウルの要素を散りばめながらもルーツ回帰というよりそれらを受け継ぎポップに昇華させている。サイケデリックな浮遊感もお気に入りの要素のひとつ。
20. Cardi B - Bartier Cardi(feat. 21 Savage)
どんだけ切り札カード持ってんねん。。。と引くレベルで多種多様なトラックが詰まった待望のデビューアルバムから。
フィーチャーしているのは21 Savageなのにビデオでは婚約者のOffset(Migos)といちゃつく大物っぷり。
21. Octavian - Hands
インディー界隈も盛り上がりをみせているサウスロンドン周辺ですが、ラップ/グライム辺りもロイルカーナーを筆頭にネクストカマーが多発中。このオクタヴィアンもそうで、UKガラージ/2ステップのようなハウシーなトラックやボンイヴェールやジェイムスブレイク的な変調させたヴォーカルが興味深いです。
22. Jorja Smith X Preditah - On My Mind
そのサウスロンドンでさらに注目なのがこのジョルジャスミス。ドレイクやケンドリックなど世界レベルでもコラボしつつ、
しっかり母国のシーンを理解し、UKガラージ/グライムと手を組んだこのトラック。旧譜ですが必聴です。
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