「新譜」 Best Coast / California Nights

遂に聴けましたよ、ベスト・コーストの新譜!
5/16土グルーバーでのパワープレイが楽しみな内容になったね。

ようやくの?メジャー移籍しての今作なんだけど、
メジャーレーベルって、クリエイティヴな面に限って言うと音楽ファン、
特にインディーが好きな人にとっては、あまりポジティヴな印象を持ってないんだけど、
彼女らにとってはプラスに働いたね。

デビュー当初、膜を何十にも重ねたようなレイジーサウンドなのに、
ライブは結構フツーなギターバンドだったり、1st、2ndもリード曲はいいのに、
全体的には押しが弱かったりして、なかなか突きぬけなかったり。

その辺りはアーティストが陥りがちなジレンマなのかと思うんだけど、
新作はそういうのも全てぶっ飛んだ、抜けの良い、フックの効いた楽曲のオンパレード!

彼女らはもともとこういう音を素直にやりたかったハズ。
ただ、これでデビューしても話題になれないから、
最初はああいった音像を作り上げたのかと。
5年前にも書いたけど、ベスト・コーストはかなり計算高いからね。

聴いた当初は、メジャーレーベルがしっかりケツを叩いてくれてるやん!
とも思ったんだけど、両者の思惑が合致したのがこのタイミングなのかも、と。


レッチリから確かに受け取ったわ、カリフォルニアを。


あーそれにしても、最高やな。AL後半でもダレずにキャッチーだと、
らしくなさすぎて笑えてくる。つか、曲余りすぎ。笑

で、こんだけ音が抜けてくると、
"カリフォルニアのプリンセス・プリンセス"とか命名したくなるよね。

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