「Playlist」GROOVER May 2023

DJ SEO

01.Gus Dapperton, BENEE - Don't Let Me Down

大ヒットした"Supalonely"以来のタッグとなる新曲!今度はガス君側のアルバムに収録されるのかな?パッと聴いた感じでは平凡なベッドルーム・ディスコながら、グルーヴの気持ちよさでリスナーを引き込んでいく佳曲。コーチェラでBENEEが披露していました。苗場でも聴けるといいですね。

02.Charlotte Plank - White Noise

先日リリースされたRudimentalへの客演曲が話題になっているドラムンポップ注目の一人。Pink Pantheressやpiriを全力追いかけ中です。そのpiriやWillow Kayneなどと共にフィメール&ノンバイナリー集団「Loud LDN」に所属。

03.Arlo Parks - Blades

前作1stで即ブレイクしたアーロパークス、2ndからの先行曲は、おなじみの路線ながらも、エモーショナルさが際立ったきめ細かいサウンドがきっちりアップデートされてて、新作でのライブも必見ですね。

04.KNOWER - I'm The President

Louis ColeとGenevieve Artadiによるデュオが久々に復活。絶妙なポップセンスが光るローファイ・ファンク・オーケストラ。終盤のジャジーに入り乱れるところもいいね。アルバムは6月。

05.Queens of the Stone Age - Emotion Sickness

6年ぶりに戻ってきた新曲!骨太ロックなAメロからの、サビがELO~ストテンみたいなグッドメロディーなのがグッときます。

06.YOWL - Virile Crocodile Sweat

サウスロンドンの5人組。イギーポップを思わせる、クセのあるハスキーなヴォーカルが特徴的なバンド。軽快さと歪みの反復が、ポストパンクというよりかはオルタナポップに響くのも良い。

07.Paris Texas - BULLET MAN

ロサンゼルス出身の2人組。2枚のepを経てようやくのリリースとなるフルアルバムからの先行曲は、荒々しくグルーヴするロックにさらに接近したナンバーに。

08.Sofi Tukker - Jacare

おなじみのデュオによる新曲は、華やかなパーカッションとピアノが祝祭感あふれるラテン・ハウス!コーチェラでも披露されていましたね。

09.veggi - AFRAID

Tiktokのイリーガルなマッシュアップワークで名をあげてきた、南カリフォルニア出身のTrevor Hutchensことveggi、ガンガンに切り刻みまくったヴォーカルと美しいピアノの旋律が掛け合ったカットアップハウスがいい感じ。Snakehipsのレーベルnever worryから。

10.Nabihah Iqubal - Sunflower

アート方面でも活動し多様な才能を発揮しているロンドンのアーティスト。Ninja Tune所属。

新作アルバムからの、オービタルをモダンなエレクトロニック・ポップに仕立てたような、

レフトフィールド・ブレイクビーツでめちゃカッコいい。

11.quickly, quickly - Falling Apart Without You

ポートランドの神童とも称された新世代のトラックメイカーGraham Jonsonによるquickly, quickly、今月末にリリースされる最新epより、ジャジーでイージーリスニングな趣もあるインディリバーヴサイケ。これで暑い夏も涼しく乗り切れそう?ですね。

12.Long Beard - Posters

ドリームポップ好きには以前から知られているニュージーランドのSSWの久々となる新曲。

共作者であるGallowayによる、シンセビートの遊び心ある味付けが可愛らしい。


DJ GAMMY

13.Ethan Tasch - Holdup

控えめな彼が許容できる範囲でポップに寄ろうとしてて、それが結果的に丁寧で気持ちいいグルーヴを出すことになってるので好印象。WalliceやRemi Wolf、spill tabあたりのカリフォルニアインディポップスの仲間入りってとこですね。

14.Alan Palomo - Nudista Mundial ‘89 (feat. Mac DeMarco)

Neon Indianのアラン・パローモがソロ始動。アホっぽいMVはさておき、彼らしいシンセファンクが堪能でき、スペイン語フックと相まってイビサ感が出た野外向けトラック。

15.Obongjayar - Just Cool

ロンドンで活動するナイジェリア出身のオボンジェイヤーの。昨年の大傑作(ベストアルバム!)以来の新曲となる、歯切れの良いファンクナンバー。彼はいずれコーチェラとかフェスのトリを飾るはず。

16.26fix - Stone Killer

ソルトレイクシティのSSWの新曲がいい感じです。ディスコパンクをベースにしつつ、インディサイケ〜ポップを行き来する懐の深い曲作りと展開でグイグイ引き込まれます。

17.Anish Kumar - Little Miss Dynamite

ネタ使いがいつもおもしろいクマールの新曲は、曲名と声ですぐわかっちゃいますね。デッカを代表するリトルミスダイナマイトことブレンダ・リーのオールディーズヒット曲Is It Trueモロ使い。

18.Gerry Read, Dizzy K Falola - Be My Friend

てなるとこれもついでに紹介したくなるUKGの変態によるサンプリングハウス。ウィリアム・オニーバーに並ぶナイジェリアのシンセブギーの2大巨頭、Dizzy KのBaby Kilodeの早回し使いです。

19.Lauer - Frizzante

Running BackやPermanent Vacationなどからのリリースでおなじみのジャーマンテクノ/ディスコを代表するフィリップ・ラウアーの新EP。なぜかこの時代に80’sユーロディスコをユーフォリックに鳴らす興味深い曲で、これでアゲれるDJになりたい(笑)

20.Effy, Flowdan - Stone

客演も増えてきたFlowdanのリズム隊のようなライムとEffyのシンプルなベースラインのブレイクビーツががっちり噛み合った、Rumbleとは対照的だがこちらもアツいグライム。


DJ Case

21. Louis Culture - City

Elevation Meditationのメンバーでもあり、よりアンダーグラウンドに近いシーンで活躍するLouis Culture。

繊細なグルーブとノクターナルなサウンドにロンドンへの愛をしたためた2023年のスタートを切る新曲。

22. Manga Saint Hilare, Blay Vision - Nothing Ain't Free

グライム界の重鎮、芯の通ったリリシストとして界隈では絶大な人気を誇るManga。

盟友Blay Visionを迎えたズシリと響く2分半。

23. Jorja Smith - Little Thing

本格始動したJorja Smith、ネクストタームは期待大大大。相変わらず色気むんむんの歌声に疾走感が加わればもう無敵、ダンスフロアで映える曲をもっと下さい。

24. R.A.E - No Denying

こちらもUK、既に"Like This"や"Mine"のヒット曲でお馴染みのR.A.E。

2023年も変わらず90'sに腰を据えた極上のR&B、アルバムが待ち遠しいアーティスト筆頭。

25. Tim Atlas - Knockin

オークランド発ブルックリンを拠点とするR&B/ネオソウルアーティストTim Atlas。

ロックなサウンドに足を踏み入れ新章へ突入、キャッチーさはそのままにサウンドに重さが出てより好みに。

26. Speakers Corner Quartet - On Grounds feat. Coby Sey

発表されている曲全てにビッグネームを連ねる謎に包まれたバンドSpeakers Corner Quartet。

ハウスバンドとしてスタートし、そのキャリアは15年を超えると聞いて納得。

UKジャズシーンの盛り上がりに拍車をかけるであろう新ALは6/2発売!

27. waveform* - Firework

コネチカットを拠点とするJarett DennerとDan Poppaからなるベッドルームデュオ。

卓越したメロディセンスにどこか懐かしさ香るサウンド、荒々しさも兼ね備えた<Run For Cover>の秘密兵器。

28. King Krule - Seaforth

Archy Marshallにしかできないどこかメランコリックなポップソング。

待ち遠しい3年ぶりとなる最新作『Space Heavy』は6/9リリース!

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