「Playlist」GROOVER August 2023
DJ SEO
01.Juju<3 - Wasted Summers
カリフォルニアの18歳SSW、LO-FIでメランコリーなインディポップ。レイドバックした音像が、ポップだけどインディ好きのツボもがっつり掴んできます。現在スポティファイの全米バイラルのトップも納得。これはこの夏マストでしょう。
02.BETWEEN FRIENDS - Haircut
LA拠点のデュオ。これまでにもインディポップ好きの間では注目を集めてましたが、個人的には今回の曲が一番ヒットしました。ギターリフとシンセとヴォーカルのハーモニーが心地よい。
03.Say She She - Reeling
NY/ブルックリンの7人組ソウル・R&Bバンドの最新曲は、愛と痛み、そして団結のメッセージを歌ったホーリーソウル。MICHELLEと並んで今後も注目したいところ。
04.Sheer Mag - All Lined Up
待望の帰還!新作ALはジャックホワイトのThird Manからリリースするそう。オルタナインディなのにハワイアン/AORの要素も感じる謎に絶妙なバランスが素晴らしいです。
05.Kula Shaker - Waves
めっちゃポップな新曲!なんかザ・ジーヴァス始めた頃みたい。かわいい曲なので今後キッズ向けになりそうな気もするけど、大人が楽しく踊っても全然アリでしょう。
06.Will Joseph Cook - PUNCHIN'
人気上昇中の英インディ/SSWによるダンサブルな新曲。ややEasy Lifeに寄せてきてる?前曲「FEARLESS~」も凄く良かったし、次のEPにはかなり期待大です。
07.Adekunle Gold, Pharrell Williams, Nile Rodgers - Falling Up
ナイジェリアのアーティスト、最新作「Tequila Ever After」より。ファレル・ウィリアムスとナイル・ロジャースという豪華ゲストとのコラボで、ゴスペルの高揚感とアフロビートのグルーヴがメインストリーム級にポップです。
08.Olivia Rodrigo - bad idea right?
デビューシングルの時点では応援してたのに、その後の売れっぷり&ポップ化で「ウチが推さなくてもいっか」とロックリスナー特有の拗らせが爆発してました。が、仕切り直しての2ND先行は2曲ともいいですね。なんだかんだこのままハマってしまいそうな予感!?
09.Jessy Lanza - Don't Leave Me Now
LA拠点カナダ人エレクトロニック・アーティスト。最新作「Love Hallucination」からのオープニング曲は、ダンスホールで永遠に回り続けるかのような,フィジカルかつポップなエネルギーに満ち溢れていて最高です。
10.piri, Tommy Villers - lovergirl
2020年代のThe Ting Tings(しつこく言ってる)ことpiri & Tommyの新トラックは、マリオカートからインスピレーションを得たらしい、かわいくてポップなUKGでどんなフロアでも明るくしてくれそう。
11.Vagabon - Do Your Worst
ドイツやイギリスのクラブミュージックからインスピレーションを得た、アップテンポなブレイクビーツ新曲。ここまでダンスビートに接近するのは意外だったけど、ポップ化しすぎないヴァガボンらしい塩梅がいいですね。今年の春には彼女のギグに隠遁中のミツキが遊びに来たりと仲も良いそうです。ロスタムもプロデューサーとして参加している、最新3rdアルバムは9/15リリース予定。
12.Issey Cross - Bittersweet Goodbye
ブチ上がり必至の「Bitter Sweet Symphony」モロ使い!前回もMobyの大名曲を使ってましたが、今回はさらにその上をいくんだからもうやりたい放題。アンセムで!
DJ GAMMY
13.Apparel Wax - MINI002B
ミラノのDJ KISKによるこのシリーズも終わったかと思たら今度は7インチシリーズになりました。その2番のB面ですね。ビージーズのLove You Inside Outネタ(ファイストver.かな?でも声違う…)のロマンティックディスコでウットリです。
14.Sofia Kourtesis - Si Te Portas Bonito
ペルーの気鋭DJの来る1stアルバムの先行シングル。ビートダウンとディープハウスの合間を縫うドリーミーなトラックで将来有望ですね。
15.Salomón Beda - BACANA
色んな下地があるであろうコロンビアン・アメリカンのSSWサロモン・ベダの3rdアルバムからの先行曲は、ここではトロピカルなアフリカンポップスとラテンフォークが見えるサマーソング。
16.Migrantes, Piso 21 - Dolido y Borracho
アルゼンチンのミグランテスとコロンビアのピソ21がコラボしたクンビア・レゲトン。通常のレゲトンより過剰にスイングさせたビートがまた独特のグルーヴを出してて良いです。
17.Miguel - Number 9 (feat. Lil Yachty)
ミゲルとリルヨッティ、このコラボも衝撃でしたね。現代版Little Drummer Boyかのような、はたまたサイケデリックなチルウェイヴかのような、さすがのクリエイティビティで圧巻。
18.Brontez Purnell, Bergo Husky - Blues of Every Night
元Gravy Train!!!!のブロンテス・パーネルの1stアルバムより。初期のノイジーストレートなインディロックから一転、ミュータントなインディロックからブルース、ガラージまでやってて今後に注目です。
19.Caity Baser - Why Can’t I Have Two? (2468)
イギリスのブライトンで活動するSSWケイティ・ベイサーの新曲。初期リリーアレンのようなトラックにパンチの効いたリリックとフックですぐ耳に残ります。
20.KAMILLE - Time To Kill
イギリスの気鋭プロデューサーが遂に1stアルバムをリリースするっぽく、その先行シングル3枚目。80sファンク〜ディスコのビートにモダンで魅力的なメロディをのせた完成度の高いトラック。
DJ Case
21. Tinashe - Talk To Me Nice
独立後、よりアンダーグラウンドな方向へ舵を切っているTinasheの2023年初となるシングル。ミニマルで洗練されたトラックは納得のNosaj Thingプロデュース。
22. CHAII - Drippin' In Gold
ペルシアにルーツを持つNZ発のソングライター/ラッパーCHAII。アフリカルーツとはまた異なるエキゾチカ、FIFA女子ワールドカップ2023でもパフォーマンスを披露するなどその知名度はうなぎ上り。
23. Kwengface, Joy Orbison, Overmono - Freedom 2
2023年4月にリリースされたAL『The Memoir』人気トラックの"Freedom"に新たな息吹をもたらしたのは、Joy Orbison×Overmonoという豪華面々。スキッピーなパーカッションと地を這うような低音が痺れるクールなリミックス。
24. El Kontessa - Bingo
カイロを拠点とするDJ/プロデューサーであるEl KontessaのデビューALより。マフラガン(エジプシャン・エレクトロ、ストリートミュージック)を多用した聴き馴染みのない音の連続から生まれるグルーヴに酔いしれる、音楽学的にも価値のある1曲。
25. FIZZ - As Good As It Gets
<Decca Records>よりデビューAL『The Secret To Life』のリリースを控えている謎の4人組バンドFIZZ。静から動へわかりやすい展開とシャウトが心地良く響く4枚目のリードシングル。
26. Hotline TNT - Protocol
NYを拠点とするインディバンドHotline TNT、<Third Man Records>移籍後初となるシングル。前作『Nineteen In Love』の"Stampede"の続編とも言えるシューゲイザーの影響を色濃く残したリード曲、冒頭のかき鳴らされるギターからの流れは逸材。
27. Ethan Tasch - Shell
フォークやカントリーの要素が散りばめられつつ、Travisのような透明感も併せ持つEthan Tasch待望のデビューALよりお気に入りの1曲、ゆるいMVも◎。アルバムにはSpill TabやRemi Wolfも参加しており、彼自身はBea Millerのツアーギタリストとしての顔も持つ注目株。
28. Felly - show me what i'm missing
絶妙に力の抜けたサウンドに緩いラップが気持ち良いFellyの新曲が到着。うだるような暑さもこのくらいのテンションで乗り切ろう的(?)サマーソング。
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