「Playlist」GROOVER September 2018

dj SEO

01.HONEY HAHS / STOP HIM

今月グルバは"Female Icons"ということでトップは将来有望なこの子たち。

ラフトレードが契約、大プッシュする9歳から15歳の3姉妹ガールズトリオ。

こうも若くて出来が良いと色々と勘ぐってしまうんだけど、イギリスで脈々と続くC86からの系譜を更新してくれそうで超期待。


02.INTERPOL / IF YOU REALLY LOVE NOTHING

ポストパンクリヴァイバルの旗手、インターポールの4年ぶり最新作。

前作の流れを汲んだビッグな音像で鳴らすフェス想定の現代ポストパンク。


03.IDLES / DANNY NEDELKO

このプレイリストの中でもすっかり浮いてる感だけど、これこそが今月の推し!

先に売れたSHAMEすら食いかねないブリストル発ポストパンク、いやパンク!

この流れでUKパンクが更新されそうな気さえする新たな道筋が爆誕!

1stよりオルタナ/ジャンク度高めなのがマストすぎる最新作2nd。

オルタナイトみたいな盛り上がりを期待したい!クッソアンセム。


04.OUR GIRL / IN MY HEAD

とうとうリリースされたThe Big Moonのsophによる別バンド。

ゴートガール同様、彼女らにも運命的な結びつきを強烈に感じるし、そこに惹かれる。

エモさも200%アップして日本でも思ってた以上に評価が高くて嬉しい。


05.CULLEN OMORI / HAPPINESS REIGNS

ex-Smiths Westernsのソロ2作目。

前作もインディポップとしては良かったけど、新作からのコレはインディ~エモとSUEDEっぽいグラムさが上手く混ざっていてツボるバランス。


06.STILL CORNERS / BLACK LAGOON

ロンドンのドリーム/シンセポップ・ユニット。

シンセを引きアコースティックを足した最新作は、よりシネマティックでムードある音群に。


07.THE 1975 / TOOTIMETOOTIMETOOTIME

前作で一番好きだったParisをシングル向けに強化したような、みんな大好きTHE 1975最新曲。


08.TROYE SIVAN / BLOOM

新世代ポップ・アーティスト、トロイ・シヴァン。

1stでは才能はあるも凡庸に感じたけど、この2ndで突き抜けたね。

チャラさもあざとさも感じないのに、圧倒的にポップという凄さ。


09.HONNE / ME & YOU

ロンドンのエレクトロ・デュオによる最新2nd、

Tom Mitchとの共作でキャリアハイに踊れるエレクトロ/ファンク曲を放り込んできました。


10.MON LAFERTE / PRIMAVERAL

ラテン・ポップをインディ的に鳴らす時期を経て、今はなんと昭和歌謡に突入したチリの女性シンガー。あざとさは感じつつもかなりオススメ。でも踊れないので笑、ここでは去年出た現在の最新作からインディ歌謡曲を。


dj GAMMY

11.PAT VAN DYKE / LOTUS

夏の忘れ物。どこを切り取っても夏。その一音一音全てが完璧なレゲエ•フュージョン。ヘッズ視点で見ても最高な2ndアルバムから。


12.DISCLOSURE / FUNKY SENSATION

MoogForLove以降明らかに覚醒してるわけですが、今度こそビッグな90sダンスアクトを亡き者にしてほしい。で、このグウェンマックレイネタがとどめの一撃。


13.THE MAGHREBAN / HI TOP REMIX

この手の音は根っこにポストパンクがあるかどうかで大きく変わるわけで、もちろん無いと話にならないわけで。悪い音の見本市のようなR&Sからのデビューアルバム。


14.HALF•ALIVE / STILL FEEL.

twenty one pilotsのジョセフの別バンド。相変わらず狙いたくった音でアレですが、ここまで来ると逆に応援したくなるっていうね。最後のホーンなんてベタすぎるがこれはアガらざるをえない。


15.FUCKED UP / NORMAL PEOPLE

人に優しくしたり、当たり前のことが当たり前でなくなった現状に対してのオルタナ。Queen of Hearts級の名曲。


16.GUERILLA TOSS / COME UP WITH ME

先行曲も前作路線で吹っ切れてて上出来でしたが、最新曲が予想外のさらなる吹っ切れ具合で最高!やはりこの手のバンドは根っこにハードコアがあるかどうかで…


dj KiM

17. Viagra Boys - Sports

スウェーデン/ストックホルム出身のガレージパンクバンド、その名もViagra Boys。ふざけているのか本気なのか。ひたすら球技の名前を叫び続けるガラの悪そうなボーカルにもサウンドにも胸キュン。タトゥーまみれのビジュアルも好きです。


18. Bring Me The Horizon - MANTRA

突如「一緒に新興宗教(カルト)を始めないか?」という看板を街中に張り出した予告ののちに発表されたシングル。サウンド面は、前作をさらに推し進めたような、他のフォロワーを寄せ付けない圧倒的なクオリティ。自分の意思を失くして何でも信じてしまうことやそれで権力を掴むことの愚かさを揶揄っている詞はユーモアもあるし、『アメリカンホラーストーリー:カルト』とジョーンズタウン事件のパロディであろうビデオも必見。アルバムは年明け!日本初開催となる<Download Festival>での来日はあるのか?!


19. Dancehall - KO

イギリスのガレージ/オルタナバンド。3ピースでボーカルがカートに憧れているのがよくわかりすぎるのが面白いですよね。最近のイギリスでは珍しいサウンドなので何としてもサヴァイブしてほしいところ。オルタナイト的にもグルーバー的にもありだなと思って今回選んだのは、ロンドンパンクを吸収しているであろう要素がちらほらしているからです。


20. Ekali - Leaving (feat. Yuna)

元々はインディーロックバンド出身、現在はSkrillex のレーベル・OWSLA所属のDJ/トラックメイカー。メロディーは持ち味の美しく涙を誘うようなラインで、それを最大限発揮する女性ボーカルをフィーチャー。トラックはミニマルながらもしっかりベース効いてます。アルバムも完成したとのことで楽しみです。


21. Eminem - Fall

突如としてリリースされたアルバム『Kamikaze』(日本では物議醸しそうなタイトル、マーチャンもまあ着用しにくそう。。。)Bon Iverことジャスティン・ヴァーノンが客演として参加した今曲。痛烈にTyler The Creator をディスった歌詞が同性愛嫌悪と捉えられるとのことでめちゃくちゃ賛否両論を巻き起こしてます。良い悪いは置いといて、そういう「渦」を巻き起こす彼に対してはアーティストとして素晴らしいと思います。


22. Kanye West - I Love It (& Lil Pump)

男性にはお馴染みのPornhub、そのアワードでカニエ自身がクリエイティヴディレクターを務め、そこで披露された新曲。というわけで歌詞もそういう下ネタゴリゴリの内容です(笑)。ビデオのサンダル着ぐるみは、2チェインズの結婚式でカニエが履いていたサンダルが「小さすぎ」とネットでつっこまれたことに反応したのだとか。。。笑



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