「Playlist」GROOVER May 2024
DJ SEO
01.Mandy - High School Boyfriend
シカゴのバンドMelkbellyのVo、Miranda Wintersによるソロ・デビューALより。ファンファーレのようなイントロ、歪んだギター、主張しすぎないヴォーカル、ラストのシャウト、全てが最高のインディー・ロック・ソング。
02.Monks - Welcome Home
英リバプールの新人4ピース。インディとエレクトロニックの新たな融合、というと凡庸だし、かつてのTHE DOT(The MusicロブとThe Streetsマイク)を思い出すけど、それを超えてくれそうな非凡なセンスも感じるサウンドで今後にも期待したい。
03.Aziya - party's over
ロンドンの新人。名プロデューサーJohn Hillと組んでリリースされたドライヴィンなNew Wave/Punk。イギリスでしっかりチェックしてきます。
04.Macklemore - HIND'S HALL
トム・モレロに「レイジ以来最もレイジな曲」とまで言わしめたのも納得のプロテスト・ソング。まさかのマックルモアが!ですよ。今までちょっとバカにしててごめんなさい。めちゃくちゃカッコいいです。
05.AG Club - Barry
LAのラップ・クルー"AG Club"の新作より。BROCKHAMPTONの次は彼らだ!と思ってから随分経つけれど、このダイナミックでテンション高いラップ・トラックでぐいっ!と来てほしい。デンマークのRoskildeフェスで観たときもすごい盛り上がりでした。
06.Quivers - Apparition
オーストラリアより、ストーンズxペイブメントとも形容されるインディロック。ハートウォーミングなコーラスもかわいくていいですね。
07.Chenayder, Mavi - Colors
フロリダ出身の10代、Chenayderとノースカロライナ出身のMaviとのコラボ曲。アーバンでグルーヴィ、ジャジーでベッドルームっぽくも聞こえる魅力的なソウル・チューン。
08.John Carroll Kirby - Fuku Wa Uchi Oni Wa Soto ft. The Mizuhara Sisters
細野晴臣ソロデビュー50周年を記念したカバーアルバムからの先行曲。John Carroll Kirbyがモデルの水原姉妹をVoに原曲の魅力を現代風にアップデート。今だとGinger RootやRemi Wolfとかも頭によぎったり系譜を感じます。オリジナルは1973年リリース。
09.Fcukers - Bon Bon
去年、早くも初来日していた話題の新人3人組。〈Ninja Tune〉傘下の〈Technicolour〉からの新曲は、NYらしいエネルギッシュなパーティ・エレクトロ。20年前のあの感じが見事に戻ってきています。
10.Barry Can't Swim - Kimbara
Coachellaでの盛りあがりも記憶に新しい、スコットランド出身のDJ/プロデューサーによる、「Celia Cruz - Quimbara」をサンプリングしたサマーパーティチューン!Fred again..に続いて大ブレイクしそうな気配!踊ろう!
11.Anna Prior - Up2U
MetronomyのドラマーAnna Priorによるソロデビューep(6/13リリース)より。UKクラブへの造詣の深さを感じるバレアリックなシンセトラックで、バンド本体とソロ、ともに覚醒しそうな気配!
12.Douglas Dare, Rival Concoles - Mouth to Mouth
ロンドンのSSW、トム・ヨーク(Atoms For Peace)やアーランド・オイエ(The Whitest Boy Alive)を感じる、シネマティックでグルーヴィーなインディ/エレクトリック。
DJ GAMMY
13.Lola Young - Big Brown Eyes
ハスキーで力強い歌声で響かせるイギリスの話題のシンガーソングライター。打ち込みと生音を混ぜるのが主体でレトロなムードも持ち合わせていて、イギリスで話題になるのも納得。
14.Yannis & The Yaw, Tony Allen - Walk Through Fire
Foalsのヤニスによる新プロジェクト。フェラクティとともにアフロビートを作った偉大なるドラマー、トニーアレンと生前の内に録ってた曲の完成版。今後の成長したヤニスに期待です。
15.Los Bitchos - La Bomba
ロンドンを拠点に活動するラテン/クンビアバンドのロス・ビッチョス。こういうパーティーなジャムトラックはやっぱり彼女らに良く似合うし大好きです。
16.SOFT PLAY - Act Violently
SLAVES改めSOFT PLAYの新曲はチャプスイです。というジョーダンは置いといて、ハードアタックなビートでズンドコ突き進むChop Suey!です。
17.Boulderhead - I Need Space (ft. Overnite Oates)
ブリストルのDown to Earthコレクティブの一員であるボルダーヘッド。スピードガラージをミニマルファンク化したエポックなトラック。こりゃすごいわ。
18.Overmono, The Streets - Turn The Page
ついにSpotifyにも来ましたターンザペイジOvermonoリミックス。もちろんストリーツの1stアルバム1曲目です。
19.Ebbb - Swarm
Ninja Tuneと契約した注目株の、素養の高さを充分に感じさせるデビューシングル。このままボトムスに頼らずともいける、謂わばどっちに成長しても楽しみなバンド。
DJ Case
20. LAUREL - 45 Degrees
英サウサンプトン出身のSSW、LAURELの放つどこかノスタルジー感じるサマーポップは気温の上昇と高揚感を掛け合わせた賛歌。
21. Jackson August - COOL RIFF!
NYを拠点とするオルタナティヴ・インディーアクトJackson August。どの曲もキャッチー且つ程よい抜け感が耳馴染み抜群、2024年にデビューアルバムを控える注目株です、楽しみ。
22. Nilüfer Yanya - Like I Say (I runaway)
Nilüfer Yanyaが<Ninja Tune>との契約を発表しカムバック(待ってました!)。揺蕩うようなギターライン、遊び心のあるパーカッション、曲のギアがもう一段階上がる頃にはその素晴らしさの虜に。
23. Internet Girl - PULL UP
トラップからインディー・ポップまで、幅広いグルーヴを自由に操る南アフリカを拠点とする3人組Internet Girl。オン/オフラインを行き来しながら形を変化させるバンド、爆発的にその質を高めてきています。
24. TATYANA - It's Over
サウスイーストロンドン発のシンセポップアーティスト。ミニマルながら難解、ポジティブながらダークな、危うさを孕んだエレクトロポップの妙技。
25. KUČKA - Wasting Time (til the end of the world)
アッパー・テンポで重低音を効かせた新曲。KUČKAの象徴的でユニークなヴォーカルが映えたキラーチューン。待望の2ndALは7/12リリース!
26. Raveena - Pluto
NYを拠点とするR&B/ソウルシンガーRaveenaも帰還。彼女のジャズへの傾倒が垣間見れるサウンドに、優美なヴォーカルがムードたっぷりの良曲。
DJ PIGSY
27. Conan Gray - Lonely Dancers
イントロのメロディ(Stranger Thingsっぽい笑)の時点で既に80'sの香りがする、ニューアルバムに収録のこちら。来日公演も控えているので要チェックです!
28. Gracie Abrams - Risk
米の映画監督J.J.エイブラムスを父に持つグレイシー・エイブラムスの、6/21リリースのニューアルバムから先行リリースされたこちらの曲。The Tonight Showでのパフーマンスが、より後半へ向かって大きくなっていく展開がしっかり感じられて良きでした。
29. Mckenna Grace - Gentleman
マッケンナは定期的にピックアップしていますが、個人的に推しているアーティストの一人で、オリヴィア、サブリナみたいなポップアイコンになって欲しいと言う期待も込めて今回も(笑)。今回の曲はキャッチーなベースラインとシンプルな進行でかなりライトでポップな仕上がりに。
30. Porij - Don't Talk To Me
マンチェスターの4人組バンドPorijのデビューアルバム『Teething』収録曲。インディ感のあるおしゃれなメロディの取り方にダンサブルなビートの組み合わせがいい化学反応を起こしていて耳が気持ちいナンバー。
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