「Playlist」GROOVER February 2025

DJ SEO

01.Momma - I Want You (Fever)

ワウワウ・ギターでピット凸必至のバーストポップ!4/4リリース「Welcome to My Blue Sky」からで、やや地味でグッドバンドな印象だったイメージを払拭する、タイトルそのままの爽やかに突き抜けたナンバーを期待できそう。こんなの待ってた!

02.Beach Bunny - Tunnel Vision

3年ぶりとなる新作ALからのタイトルトラック。跳ねたリズムにキャッチーに絡み合うヴォーカルがグッド!The Bethsの陰に隠れてしまいがちですが彼女たちもいいバンドですよね。

03.Panchiko - Honeycomb

2000年に自主製作で30枚のみリリースしてたALが、2016年に4chanユーザーに発見されて話題になり、2020年に再結成を果たしたというレアすぎる経緯を持つ英ノッティンガムのバンド。今じゃアメリカでもツアー回れるくらい人気なの奇跡的にすごいですね。ドリームポップxネオサイケなインディポップナンバーで、次にリリースされるALの先行曲かと。パチンコじゃなくてパンチコだよ!

04.Miso Extra - Certified

イギリスと日本をルーツに持ち、イギリスで活動するUKガラージ/R&B新星。前回のシングルでMetronomyとのコラボも良かったですが、よりストレートで渋谷系ポップ風なこの曲もおすすめ。ちなみにミツキは「胸がはちきれそうで」で、こちらは「きつく抱きたい」、、どうでもいいか。

05.AJ Tracey - Crush ft.Jorja Smith

ジョルジャ・スミスを客演に迎えた、ハイパーポップxグライムなニューバンガー。Wretch 32の2006年リリース曲「Used to Be」をサンプリングしており、グライムの歴史も今と昔で語れるような幅が出てきたのが、なんかいいなと。

06.FKA twigs - Childlike Things ft. North West

話題曲。まさかのポップバンガーでLanewayフェスでも会場内ヘビロテでした。FKA twigsがやるなんて耳を疑うよね。カニエ・ウェストの娘、ノースちゃんの日本語ラップがかわいい。このトラックに父の色がつかないことを願います(歌詞がすでに怪しいが)

07.Rizzle Kicks - Vice

10年以上ぶりに新作3RDアルバムをリリースした英ブライトンのヒップホップ・デュオ。

クラブかかったらご機嫌フロア間違いなしのパーティ・ラップ・バンガー!

08.YHWH Nailgun - Sickle Walk

ニューヨークのポストパンク/オルタナバンド。デビューALからの先行と思わしきこの曲は、

ノーウェイヴなファンキー・エクスペリメンタルで、まるでRUMBLEを人力で演ったようなエグさが爆発!

09.Clutter - Jesus

スウェーデンからの新人デビューEPより。ザクザクしたギターが好みなインディーガレージサウンド。ハインズとツアーしてるそうで相性良さそう。クリッターじゃなくてクラッタ―だよ!

10.Scowl - B.A.B.E.

米サンタクルーズ出身のハードコアバンド。4/4リリースの2NDから、疾走してシャウトしながらもポップなフックが際立つ先行曲!サビで観客が飛び跳ねてる光景が目に浮かぶ!

11.Glazyhaze - NIRVANA

イタリアのシューゲイザーバンド。この曲に関しては2010年前半のチルウェイヴみたいな音像で、男女のヴォーカルが入れ替わる展開がいいですね。タイトルのNIRVANAも意味深で気になるところですが、そういう曲構成を指しているんでしょうか、、

12.Destroyer - Hydroplaning Off the Edge of the World

何気に30年のキャリアを誇る、カナダのインディロックバンド。3/28リリース「Dan's Boogie」から、キャリア屈指のフックが宿ったドリーミーサイケ曲が。こんなのフェスで聴いたら最高以外のなにものでもないよね。


DJ GAMMY

13.Leyla Ebrahimi - planet you forgot me

イラン出身のシンガーソングライター。ローラヤングのようにファッキングの意味を塗り替えるかのような共通項を感じてて注目したいね。

14.Matt Berry - I Gotta Limit (ft. Kitty Liv)

俳優であり音楽家のマットベリーのニューアルバムより、Kitty, Daisy & Lewisのキティを迎えたノーザンソウルな1曲を。

15.Ben Westbeech - Times Are Changing (ft. RAHH)

マンチェスターのシンガーRAHHが生き生きとしたディスコハウス。The Visionが止まったなーと思ってたらまたソロで同じこと始めてて嬉しい。

16.Raxon - Acid Call

エジプトのクリエイターのラクソンがKompaktエクストラからリリースした12”。ゴムっぽいマシンファンクとハイエナジーかつダーティーなアシッドで良き。

17.Luke’s Anger - Party Hype

ジェロームヒルのDon’t recordingsから久々にリリースとなるルークスアンガーの、執拗なループとハードなサウンドで跳ねるレイヴバンガー。

18.Jeshi - SCUMBAG

前回はSong2ネタを紹介しましたが、今回は良作フルアルバムから。サブベースが聴いたスピードガラージのトラックに流れるフロウ、んでディジーラスカルのStand Up Tallが時折聞こえてくるし、ニクいねー!

19.Steven Julien - TIME

フローティングポインツのegloでも活躍してたFunkinEvenことスティーブンジュリアンの新曲は、ファンキーな夜のニュージャックスウィングで最高です。


DJ Case

20. Kamaiyah - The Flood

カリフォルニア発のフィメールラッパー、Kamaiyah。ウェストコーストらしい小気味よいビートとメロディアスなトラックが◎。Doechiiの台頭により群雄割拠の時代へ突入したシーンで、頭一つ抜け出るのは誰になるのか。

21. Makez, Pinty - Loosen Your Bones

オランダのプロデューサーデュオMakezと、南ロンドン出身のラッパーPintyが手がけた"Loosen Your Bones"は、ジャズの影響を色濃く反映させたファンキーなダンス・トラック。単なるクラブ・トラックにとどまらない魅力を生み出している。

22. Panda Bear - Ends Meet

約6年振りとなるPanda Bearのソロアルバムより新曲が到着。独特の浮遊感と幻想的なコーラスが折り重なり、クラシックな響きと実験性が共存した1曲。コーラスにはSpirit of the BeehiveのRivka Ravedeも参加しています。

23. Maya Delilah - Squeeze

22歳という若さで名門ブルーノートとの契約を果たした才女Maya Delilahの新曲。R&B、ポップ、オルタナソウルが融合、スムーズなグルーヴから次第に力強さを増していくそのエネルギッシュなサウンドがグッド。ギター巧い!

24. The Ophelias - Cumulonimbus

米オハイオのインディーロック・バンド The Opheliasが一皮も二皮もむけて帰ってきた。シネマティックな壮大さと繊細なアレンジが印象的な先行シングルは、聞いて納得のJulien Bakerプロデュース。

25. Charlie Hickey - Feel Nothing

昨年の秋頃から動きのあったCharlie Hickey、どうやら<Saddest Factory Records>からは独立したようですね。美しい歌声と幾重にも重なるギターが心地良く響く、ソングライティングにも成熟を感じる出来栄えです。

26. Bon Iver - THINGS BEHIND THINGS BEHIND THINGS

厳密には新しい曲ではありませんが、新AL『SABLE, fABLE』がアナウンスされたこのタイミングで。EP『SABLE』の続編のような構成になるのでしょうか、相変わらず息を飲むほど美しい。


DJ PIGSY

27.Self Esteem - Focus Is Power

ニューアルバムから先行リリースされたこちら。

後半へ向かうにつれてパワフルになる展開、重なるコーラスのハーモニーによってアンセミックな1曲に。

28.Caity Baser - Watch That Girl (She’s Gonna Say It)

ドレスアップした人達が集まる金色にライトアップされたシアターにタイムリープしたと錯覚するようなバックバンドのライブ感。

最高です。(MVは可愛らしいポップな感じです笑)

29.Nxdia - Boy Clothes

チャーリXCXみたいなダンストラックかと思いきや、ギターをかき鳴らすオルタナにシフトしてパンチを喰らいましたが、遡って聴いてみると元々オルタナしてたんですね。ダンスパート、オルタナパートをうまく構成しててグッドです。

30.Mei Semones - Dumb Feeling

NYブルックリンを拠点とするSSWメイ・シモネスのリリース予定のALから。

インディーにボサノバ、ジャズをミックスさせた彼女のスタイルがこの曲でもセンス爆発。

日本にもルーツを持つことから、日本語の歌詞を織り交ぜていて聴きやすいので日本でも売れて欲しいなぁ。


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