「Playlist」GROOVER April 2025
DJ SEO
01.Wet Leg - catch these fists
しばしのインターバルを経てのカムバック・シングル!実に彼女たちらしいナンバーで、サビの「MAN DOWN」「LEVEL UP!」とか、初期ファミコンの雑い格ゲーにありそうなテンポで最高。歌詞が面白すぎるのでぜひ訳を見てほしい。2ndアルバムからの先行曲!
02.Bb trickz - Not a Pretty Girl
バルセロナのニュースター!Clairoの"Pretty Girl"をサンプリングした新曲。この片言っぽく聴こえるラップがかわいい。いや、かわいすぎてかわいくない!ってことにしとこうか、、
03.sombr - undressed
まだアルバムも出ておらず日本では無名ですが、一千万回以上再生される曲も多くあるNY出身の注目SSWです。バズった前曲「back to friends」に続く今曲は、一聴しただけで伸びのあるヴォーカルに引き込まれる、過去一いい曲やと思います。大注目!
04.Blondshell - 23's A Baby
ポップな曲を放り込んできましたね!大サビ(ブリッジ)もしっかりあるブロンドシェルお得意のスタイルですが、サビはもちろん全体的にめっちゃ明るいナンバーで、2ndアルバムのムードもこんな感じになるんでしょうか。
05.Lifeguard - It Will Get Worse
Horsegirlのペネロペの実弟がいることでもおなじみのシカゴのインディロックバンド。いよいよリリースとなるデビューALからの先行曲は、パンキッシュな疾走曲!やる気ですね。
06.Hotline TNT - Julia's War
先日の来日も記憶に新しいNYのシューゲイザー・バンド。RIDE感はそのままですが、ラララ―なコーラスもあったりと従来より幾分かキャッチーな印象。6/20リリース予定の3rdアルバムからの先行曲。楽しみ!
07.Witch Post - The Wolf
Dylan FraserとAlaska Reidとのコラボ・プロジェクト。ドライヴィンなギターとハスキーxハスキーな混成ヴォーカルが将来有望なギターバンド。以前「Chill Out」を紹介済みですが、好みの曲が次から次へと出てきて困ります笑。この曲も4/18リリースの1stEPにも収録予定。大プッシュで!
08.late night drive home - terabyte
米テキサスはエルパソのインディーロック新人。初期はもろにストロークス系の音でしたが、新曲ではThe 1975っぽい要素も取り入れた今風サウンドに。ハマれば人気でそう。
09.Jim Legxacy - stick
英ラッパーの最新曲は、シンプルかつスリリングなUKドリルな側面と、メランコリックなコーラスが共存した、ゴスペル・ラップの最前線ともいえる仕上がり。最高!
10.2hollis - nice
SONICMANIA 2025への出演が決まった、若干21歳のハイパーポップ/ラッパー。最新アルバム「star」から比較的シンプルに踊れそうなエレクトロ・ナンバーを。オーストラリアで観てきましたが、キッズがわんさか盛り上がっててビックリでした。そして彼の父親はトータスのメンバーだと知ってさらにビックリ。
11.Tortoise - Oganesson
そんなお父さんがドラムを叩くシカゴポストロックのレジェンド、トータスの新曲がこれまた2hollisを思わせるビートで親子愛を感じますねえ。
12.HAAi, KAM-BU - Shapeshift
ロンドン拠点のプロデュ―サー/DJ、"HAAi"の新曲は、サウスウエスト・ロンドンのラッパーKAMU-BUを客演に迎えたレイヴ・テクノ。スポークン・ワードからダンサブルな後半へとガラリと変えるサウンドもかっこいい。
DJ GAMMY
13.McKinley Dixon - Could’ve Been Different (ft. Blu & Shamir)
シカゴを拠点に活動するヒップホップアーティストのニューアルバムからの先行シングル。イントロからネタ勝ちで、Dirty ScienceのBluと、新曲も上々だったShamirを迎えた上半期最高のジャジーヒップホップ。
14.Funkool Orchestra - Tengo che ffà
ナポリの大所帯ラテンフリークスバンド。わかりやすく楽しめるキメとタメが良い、ラテンソウルなファンキーディスコ。
15.The Mars Volta - Enlazan las tinieblas
パーカッシブなテクノとして機能している、脳を揺さぶるプリミティブなグルーヴがむちゃくちゃたまらん。シームレスなアルバムやから単体で聴くと終わり方変ですが…
16.Jahnah Camille - what do you do?
ClairoやWednesdayなどのツアーサポートも務め、今年はBlondshellのツアーサポートを務めるアラバマ州バーミンガム出身のジャナ・カミーユの最新シングル。ソングライティング力にドライビンなギターロックがハマっていくわくわくする過程で今後に期待です。
17.nimino - Do It Like Me
ニンジャチューン傘下のCounter RecordsよりリリースされたEPからはこの曲がベスト。隙間を上手く使ったUKガラージでハネてハネてアガるってもんですよ。
18.Model/Actriz - Doves
ニューヨークの4人組バンド。前シングルのシンデレラと言い、1stアルバムから明らかに深化したのが嬉しい。もっともっと個性前面でいけるはず。
19.Kyle Hall - Nothern Bop
新世代デトロイトの象徴、カイル・ホールのディープなエレクトロニクスジャーニー。フューチャージャズやブロークンビーツをいとも簡単にハウスに落とし込む素晴らしきシングル。
DJ Case
20. Chris Lake, Amber Mark - In My Head
Chris LakeがAmber Markをfeat.した新曲。ディープ・ハウスに振れたトラックにAmber Markのソウルフルなボーカルが交差し、内省的でありながらフロアライクなムードを醸し出すダンストラック。
21. DJ Koze - Buschtaxi
緩やかなビートとこちらもディープ・ハウスの要素が融合し、徐々に深くリズミカルな展開を見せる洗練されたトラック。聞き手を飽きさせず思わぬ方向へ誘う、DJ Kozeらしいある種の静けさと同時に圧倒的な存在感のある1曲。
22. Sirens of Lesbos, Benji - Hang On
スイス出身の多国籍バンドSirens of LesbosとPittsburgh出身のラッパーBenjiがタッグを組んだ新曲。温かみのあるボーカルとベース音を骨格に、Benjiの緩急自在なラップが楽曲に豊かな抑揚をもたらし、異国情緒とグルーヴが心地よく溶け合う。
23. Smerz - Roll the dice
ノルウェーのデュオSmerzの新曲は、ミニマルなビートとシンプルなピアノリフが静かにグルーヴを生み出す、実験的ポップの最前線。自己賛歌的なリリックと、感情を抑えた無機質な語りが彼女たちらしい。静かにして大胆な挑戦的な仕上がり。
24. Lowswimmer - Nosebleeds
ブリストル出身のマルチインストゥルメンタリストLowswimmerの新曲。テーマは人生の大きな変化、メロディアスなシンセと後半の壮大な展開が印象的で、ところどころに入る生楽器の演奏が良いアクセント。
25. DERBY - Gold
調べても詳細はあまり明らかになっていないDERBYですが、この新曲は、Mk.Geeを彷彿とさせるギターサウンドが特徴的でシンプルながら惹かれるものがあります。わかる人いたら教えて下さい。
26. Smut - Dead Air
キャッチーなメロディとざらついたグランジ・サウンドが融合した、Smutの新曲。突き抜けるシャウトが楽曲にドラマを加え、90年代オルタナへのオマージュを感じさせつつも、現代的に再構築されたのも頷ける、プロデュースはMommaのAron Kobayashi-Ritch!
DJ PIGSY
27.Pixl Girl - STFU (feat. Sophie Powers)
カナダ人SSWソフィー・パワーズがアメリカのオーディション番組「アメリカン・アイドル」で披露し、SNSを中心に話題となったこちらの曲。
攻撃的な歌詞をキャッチーに歌う、中毒性のある一曲です!(オーディションは見事に不合格でした、、、笑)
28.Ruby Fields - Half the Laugh
オーストラリアのSSW。ここ数年はライブ活動がメインでしたが今年に入ってから久しぶりの新譜リリースで、こちらが2025年2曲目。
以前からの疾走感、パワフルさはそのままに、シンプルなギターリフが加わった一曲。
29.Polly Money - i'm not proud
The 1975のサポートメンバーとしても活躍するSWW“Polly Money“。リリースされたニューEP全曲最高でした!
30.Sarah Julia - Amsterdam
アムステルダム拠点の姉妹デュオSarah JuliaのニューEPから先行リリースのこちら。
スローテンポのインディ・フォークサウンドに重なるハモりの和音に一気に惹き込まれました。
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