「Playlist」GROOVER October 2025

01.Alemeda & Doechii - Beat A B!tch Up

エチオピア系スーダン人SSW、ここ数曲のシングルでかなりポップロックに接近してましたが、ここで客演DOECHIIと気合入れてきましたね。新たな風となりえるか注目です。

02.Idlewild - Like I Had Before

先日リリースされた6年ぶりの新作より、彼ららしい雄大なギターアンセム曲を。ロキソニで観たかったけど彼らが年始に出るのは英国のロキソニみたいなフェスRockaway Beach、家族の予定が合えば行きたかったぜ、、

03.Lande Hekt - Favourite Pair of Shoes

ランド・ヘクトの新曲、Veronica Fallsを思い出すギターポップ曲でみんなにっこり。以前はThe Bethsとツアーやってたんですね、そりゃ字面だけでも無敵じゃないですか。そろそろ観たい!

04.She's In Parties - The Times

昨年の曲ですがこないだドイツで観てきて良かったので。Pale Wavesにスマパン「1979」を演らせたようなサウンドでなかなかにいい曲なんですよ。

05.Black Lips - Tippy Tongue

なんだかんだで継続的に活動していて偉いぞブラックリップス。最新アルバムからはロネッツみたいな60'sガールズグループをヘロヘロにカバーしたような冗談のようで本気だと思うエネルギッシュなDIYオルタナポップ。最高!

06.Damiano David, Tyla. Nile Rodgers - Talk to Me

ManeskinのVoソロ新曲、Tylaの伸びやかなフックとナイルのギターグルーヴが相まってとびっきりのファンク・ポップに。先日リリースされたアルバムを完璧に補強しましたね。

07.Lola Young - d£aler

「Messy」の大ヒットの勢いそのままにリリースされた最新2ndアルバムから。エルトン・ジョンが「ここ数年で聴いた中で最大の大ヒット曲」と大絶賛するほどの魔法がかけられたアップビートなポップソウル・チューン。現在はフェスで倒れてメンタルヘルスの問題で療養中。早い回復を祈っています。

08.Labrinth - Orchestra

英国のSSW/ラッパー、2年前のコーチェラではビリー・アイリッシュとの共演も話題になりました。9月中旬にリリースされたEPに次ぐ新曲で、オーケストラそのままにオペラ交響曲とオルタナティヴ・ラップが融合したサウンドで、リトルシムズやかつてのDJシャドウやカット・ケミストを思わせます。かなりキャッチーになったので次のアルバムで一気にくるかもですね。

09.Sam Gallaitry, Toro y Moi - CURIOUS

スコットランドのDJ/プロデューサーによる、トロイモをフィーチャーしたフレンチタッチなおしゃバンガー!アルバムは11/7リリースだそうです。

10.Jaime Rosso - Away

英マーゲイト拠点のエレクトロニック・アーティスト、内省的なハウスグルーブにスティールパンみたいな上音が入ってくるのがいい感じ。いきなりDominoからリリースされたのも納得で、FRIENDLY FIREとの共鳴も期待したい。

11.Rochelle Jordan - Ladida

前作の時点でもすでに素晴らしかったですが、今作では上質なうえにさらにパンチが加わりキラー度が増していていよいよグルバでもがっつりかかりそうな気配、、踊れ!

12.Charlote de Witte, Comma Dee - The Heads That Know

テクノ界のトップアーティストとして知られるベルギー出身のシャーロット・デ・ウィット。客演Comma Deeのラップにシンセがじわじわ入ってくる中盤でぶち上がること確実なアンセムトラック。


DJ GAMMY

13.Falle Nioke - Heaviness

傑作EPを出し続けていたギニアのクリエイターによる初となるフルアルバム。タイトル通りヘビーで奥深い立体音響がまっすぐ刺さる、初期の作風からは想像出来なかった進化でお見事です。

14.Acido Pantera - Pajaro Cantor

コロンビアはボゴタのエレクトロクンビアユニットのニューシングル。エネルギッシュなチャントとドライブしたシンサベースでぐいぐい引っ張るトロピカルアシッド。

15.Silver Gore - A Scar’s Length

Ethan P. Flynnによる新しいプロジェクトの初EP冒頭曲。開けた後半がむちゃ好きで、次曲(8月紹介済)とともにリピート中。イントロでCoburnやと思ったのは僕だけやないはず。はず。

16.Good Neighbours - People Need People

ロンドンの話題のデュオのデビューアルバムからは、カシャカシャした中にもグルーヴがちゃんとあるこの曲かな。

17.Myles Smith - Stay (If You Wanna Dance)

エドシーランとツアーも回るイギリスの一番星シンガーソングライター、マイルズスミスのポジティブでアップリフティングなポップロックチューン。メロディで押し切る清さ。

18.Paul Russel - Keeper

過去の参照がいつも上手いロサンゼルスのシンガーソングライター。キャッチー過ぎるメロディとソロデビュー時のライオネルリッチーのような80年前半のソウルポップな新曲。

19.Loose Goose - All I Need (ft. Amadelle)

ガスダパートンの別名義ダンスプロジェクトで妹をフィーチャーした新曲。90sユーロダンス全開なこれまでとは違ってベースラインを活かしたリズミックなトラックに。


DJ Case

20. Cloonee, Robin S - Not Gonna Be Your Boo

英国出身のDJ Clooneeが"Show Me Love"でお馴染み伝説的なヴォーカリスト Robin S を迎え、テックハウスの強靭なビートに歌心を宿らせたダンス・トラックをリリース。キレあるグルーヴと、Robin Sの力強い歌声が、男女の駆け引きを鮮やかに描き出す一曲!

21. TATYANA, Bambounou - Main Event

ロンドン拠点のアーティスト TATYANA と、フランスのプロデューサー Bambounou によるコラボトラック。ハウスとエレクトロニクスが鮮やかに交差し、繊細さと恍惚が溶け合うクラブ・アンセムへと昇華されています。

22. Fcukers - I Like It Like That

Fcukers の新曲は〈Ninja Tune〉からのリリース、元Kenny BeatsことKenneth Blumeを迎え、ダブやクラブ・サウンドの要素を織り交ぜたざらついたビートが挑発的かつスタイリッシュ!相変わらずチープなMVも癖になるに仕上がり。

23. The Hellp - Doppler

LA出身のデュオThe Hellp。メランコリックな歌詞とエモーショナルな旋律が印象的。こもったアコースティック・ギターの音が、やがて高揚感に満ちたシンセへと溶けていく構成が見事なエレクトロ/グリッチ・ポップ曲!

24. dexter in the newsagent - I told ya

今年リリースされた曲がいずれも素晴らしく、大きな飛躍を感じさせるロンドン出身のシンガーソングライター dexter in the newsagent。最新シングルは、彼女の成長と音楽性の広がりを予感させる、耳に残るモダンR&Bポップ曲。

25. crushed - oneshot

ロサンゼルス拠点のインディーデュオ crushed による新曲。90年代ドリームポップへの憧憬を感じさせるサウンドで、『メタルギアソリッド』のスナイパー・ウルフから着想を得たらしい。淡く霞むギターと繊細なヴォーカル、メロディアスなベースラインが良い味出してる。

26. the booya! kids - Emma Emma Emma

NY拠点とするインディーポップバンドthe booya! kids、友情や愛情をストレートに表現した親しみやすいメロディーが特徴的なほっこりサウンド。


DJ PIGSY

27.SOMOH - CHUG!

ドリーミーな抱擁感と軽やかなインディーサウンドを奏でるのは英ロンドンのSSW、SOMOHことSophia Mohan。beabadoobeやsoccer mommyに影響を受けたというのも納得。

28.5 SECONDS OF SUMMER - NOT OK

2022年のALから3年ぶりとなる新ALから先行リリースのこちら。これまでの3年間はメンバーそれぞれが個々で曲をリリースし精力的に活動していましたが今作で最集結。あの頃のティーンネイジミュージックのエナジーは感じつつも大人な作品になりそうな印象です。

29.The Wytches - Black Ice

英ブライトンの4人組。轟音と静寂のバランス感覚は未だに健在。こんなにもカッコいいサイケ・インディー・ガレージロックをするバンド今となっては貴重な存在かも。

30.Bass Drum of Death - Do Nothing

米ミシシッピ出身の3ピースバンドの新ALから。ドラムとツインギターという編成で、これこそがまさしくガレージロック!という異質な存在感を放つ彼らですが、テクニカルな部分と初期の頃の攻撃性を上手く包括した作品。

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