「Playlist」GROOVER April 2019
DJ SEO
01.NILUFER YANYA / TEARS
ロンドン発新人女性ネオソウル/SSW、アルバムも大傑作だったので後はライブだけですがどーでしょ。オルタナっぽい曲もあれば今っぽいソウルな曲もあって興味深いやんややんや!
02.THE DRUMS / 626 BEDFORD AVENUE
SNSで話題なってなかったら確実にスルーするつもりだったザ・ドラムスの新作がまさかの出来!哀愁やレイドバック感はそのままにテンポを落とした新境地キャッチーポップ。
03.VAMPIRE WEEKEND / THIS LIFE
いっつもヒネてるVWが割とまっすぐきた!陽気なキャッチー/アップビート・ポップロックで最高。
04.JIMI SOMEWHERE / I SHOT MY DOG
ノルウェーの20才によるインディ/エモ・ラップと北欧エレクトロ・ポップのハイブリッド・サウンド。泣き燃える。
05.KEDR LIVANSKIY / IVAN KUPALA (NEW DAY)
ロシアのエレクトロニック・アーティスト、ケダル・リヴァンスキの新作"YOUR NEED"より先行曲。ブレイクビーツ、ガラージなどアーリー90'sテクノが現代にアップデートされたようなサウンドは、前作から劇的に成長していて、アルバムも要注目です。
06.QUELLE CHRIS / OBAMACARE
デトロイトのラッパー、クエール・クリスの新作"Guns"より。
ちょっと抜けた感じのフロウにピアノの不協和音/ビートが絡んで中毒性高いです。
07.ROSALISA,J BALVIN,EL GUINCHO / CON ALTURA
今年ブレイク確実のロザリア、JバルビンとEL GUINCHOによるトリプル・コラボ。
同じラテンでもそれぞれ音の方向性が違う3者ですが、ここではロザリア中心。
08.FOXYGEN / FACE THE FACTS
新作"Seeing Other people"からのヒネたシンセ・ファンクが最高なナンバー。
彼らはアルバムごとに毎回おっと言わせる曲を作ってくれますね。
09.DOMINIC FIKE / 3 NIGHTS
BROCKHAMPTONのKevin AbstructがMVをプロデュースしたフロリダのラッパー。
このタイミングで知ったけど、既にオーストラリアではプラチナ獲るほどのヒットソング。
今までMVが無かったのも意外ですね。夏に向けてかけたい踊れるジャック・ジョンソン。
10.DRAHLA / STIMULUS FOR LIVING
リーズ出身のポストパンクバンド、とうとう出る1stフルからの先行曲。
手を伸ばせば触れてしまう激至近距離でライブ観ましたが、ソニックユース後継バンドの筆頭はFONTAINES D.C.と争うことに?
11.WALLOWS / ARE YOU BORED YET? ft.Clairo
Netflix「13の理由」のメインキャストDylan Minnetteらによって結成されたバンド。
かねてから話題だった中での1stALがとにかくUSインディ好きマスト作。
取り合えずMVが出てる宅録美女Clairoちゃん客演曲を選んだけど、MV待ち曲ばかり、、、
12.C DUNCAN / IMPOSSIBLE
スコットランドはグラスゴーのアーティスト。マーキュリー・プライズにノミネートされた前作1stに続く2nd"Health"より。華やかなストリングスと深いアートファンクで歌うのは元彼との遠距離関係。
DJ GAMMY
13.FRIENDLY FIRES / LACK OF LOVE
今のモードになりつつあるNYディスコにアシッド振りまいて飛ばしてますね。くっきりした音選びにも「らしさ」が戻ってきてて感無量です。
14.KH / ONLY HUMAN
本名で突如リリースした大注目キラートラック。ネリーファータドAfraidのコーラスコラージュでニヤけちゃいます。
15.JAYDA G / LEAVE ROOM 2 BREATHE
アルバムも遂に出たところで。肝はなかなかお目にかかれないこの音の配置。ムーディーマンのお墨付きも納得のエポックなディープハウス。
16.GUTS / KENKE CORNER
アフリカ〜カリブ〜南米〜を行き来するんではなく同時に手足を下ろすという僕が最も好物なスタイルであり、彼自信最も意欲的であろう傑作6thALのリード曲。
17.TAME IMPALA / PATIENCE
ありきたりな安っぽいノリになってきた中でどう対峙するかが見所やったコーチェラの舞台で、クールに佇まいホットに鳴らし、同じ’08世代のVWとともに新しい時代を作る予兆を見せた新曲。
18.SLEAFORD MODS / KEBAB SPIDER
今のロンドンのロック/パンクシーン活況の素となる彼らの相変わらずの最高な新曲。今のラップシーンと同じ方を向いているのに相対的にカウンターにもなりうるのが今のロンドン。
DJ KiM
19. BLACKPINK - Kill This Love
コーチェラでもセンセーショナルな世界デビューを果たした、ブルピンのカムバックシングル。アホそうなホーン(これが耳に残る!笑!)とEDMみたくドロップして一気に音数の少なくなる、がっつりトラップ以降のビートが入ったクールな仕上がり。
20. KAYTRANADA, VanJess - DYSFUNCTIONAL
リリースが絶えない彼ですが来たるアルバムより新曲!アフリカの姉妹デュオをボーカルにフィーチャー、うねるベースラインがチルにも使えそうな逸品ですね。
21. ScHoolboy Q - CHopstix (with Travis Scott)
トラヴィス・スコットをフィーチャーした(デモ段階ではケンドリックだったらしい)シングル2発目。タイトルはそのまま箸のことらしいですが、セックスのときに女性の足が開いたり閉じたりするのとかけてラップしています。洒落てる。
22. Billie Eilish - bad guy
問答無用で最高。年間ベストどころか今後10年のヒーロー誕生やむなしといったところでしょうか。少ない音数、迫り上がる低音、怒りをスクリームではなく冷静なウィスパーボイスで1人1人に囁くように歌う、しかも女の子。2020年代の幕開けかな。
23. The Chemical Brothers - Eve Of Destruction
遂にきたニューアルバムのファーストトラック。なんとゆるふわギャングのNENEのラップが入ってます!ベテランにも関わらずこうやって現行の音楽に野心的に挑戦するの素晴らしいですね。
24. Dog Blood(Skrillex, Boys Noize) - Turn Off The Lights
しれっと再始動したSkrillex とBoys NoizeのB2Bユニット新曲。テクノとハウスが両者の絶妙な塩梅で溶け合った、頭も身体も揺らせるトラック。
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