「グルーバー、御礼」
昨晩はグルーバーでした、ご来場有難うございました!
海外フェスのラインナップから現在のシーンを紐解く"Music Festivals in the World"、今回はテキサス州オースティンにて開催されたAustin City Limitsの出演者を中心にお送りしました。
大事なアーティストを押さえつつ、流れの中でいい感じに脱線できるオールナイトの魅力が詰まった一晩となりました。
今回はガミーとキムも申し分ない出来で、一晩通してフロアにグルーヴが宿ってたね。NOON+CAFEに移ってからでは会心の内容だったんじゃないかな。僕だけはフェスに行ってたのでアレもかけたいコレもかけたいとアーティストに引っ張られてしまってちょっと強引だったかなぁみたいな場面もありましたが。
ジャンルも年代も本当に幅広くプレイされるので、それぞれのお客さんの好みに完璧に合致することはほぼないとは自覚しながらも、そこは地続きなんだぞと、何とかくっつけていく選曲を地道にずっとやってるのがグルーバーなんですね。ラップやダンス、ポップでも盛り上がるけどパンクやラウドでも盛り上がる。最高のお客さんたちのおかげでいいバランスでプレイすることができました。
ACLで一番最高だったCHILDISH GAMBINO、そしてTYLER THE CREATORは僕がこれまでに観たライブの価値観を一段上に押し上げてくれる内容でした。映画でもミュージカルともまた違った、ライブ以上のエンターテイメントショウとして極めてパッケージングされているといえばそれまでだけど、それはどのアーティストでも同じこと。JANELLEにもLIZZOにもTHOM YORKEでも表現できない領域に到達しているのは本当に驚かされました。
あ、BILLIE EILISHはもちろん最高だし大好きですよ。目の前でアレが動いてるってだけで愛くるしすぎました。今世紀最大のポップスターであり、最高のゆるキャラです。
今月の1曲はLIZZO、まさかここまでの人気になってたとはで、凄い人の数が2NDステージに75000人も集まってました。皆でやったウェーヴや、隣のお姉さんと「I Love You !」「You're Beautiful !!」「You Can Do Anything !!!」って大声で叫び合ったり、めちゃくちゃ元気になれるライブでした。
このTruth Hurtsは今年のオースティンのテーマソングだったといってもいいくらい至る所で流れていて、バーやクラブが立ち並ぶ6TH STREETでは3店舗で同時にプレイされててビックリ!
さて、来月のグルーバーは11/15金。
ここからは2010年代の締めくくりとして、そして来年2月に迎える20周年の前振りとして過去を振り返った選曲でお送りします。前にやったのは2014年末なので5年ぶりですね。
11/15金は、"LAST CENTURY"と題して前世紀の音楽[ - 1999]までにリリースされた音源のみをプレイしてお送りします。グルーバーが始まったのは2000年2月なので、その第1回目はまさにそのライブラリーの中からセレクトされていたということになります。クラブの黎明期である90'sに生まれたクラブヒット、バズブリで怒涛のパワーを発揮する80's群、今でもオルタナイトでは主役な90'sオルタナ~パンク、女の子は皆聴いてたギターポップ、パーティといえばなビッグビート、今のグルバでも肩身は狭くなったものの要所では常にプレイされる楽曲たちが久々に主役に返り咲きます。ウチの3DJsでUKをメインにかけるのは僕くらいなので、イギリス帰りのレオス君にも手伝ってもらいます。
この企画、次やるとしたら2024年だけどさすがにもうやらんのちゃうかな。今回の時点でも結構不安だしね(汗)でもグルーバーの20年間を総括する意味でめちゃくちゃ大事なので、どうかお付き合いください。お楽しみに!
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