ASH と WEEN

たとえフーファイがキャンセルになっても、代わりにASHがトリやってくれるなら、

30代ロック好きなら概ね歓迎しそうな昨今。

いくら新作がクソでも、クソと思って聴くと逆に良く聴こえなくもない気がしてくるのは、やっぱり大好きだからでしょうか。

/// ASH - Free ///

そういえば、「WEENをちゃんとかけれて良かった」みたいなことを

グルバの感想で書いたけど、アレは超個人的な思い込みやなと、

今になって気付いて、ちょっと恥ずかしくなってきたので補足しようかと。


実際、ASHがただWEENの曲をカバーしてたからってだけっていう、

どうってことない理由なんですけどね。


そりゃ今でこそ巷にはカバーだらけで、珍しさも特になく、

聴いたリスナーも「あー好きなんや」くらいのリアクションしかなかったりするんだけど、

90年代当時の感覚としては、カバー曲の意味、意義はもっと深かったんですよ。


ニルヴァーナがカバーしたヴァセリンズやミート・パペッツ、ワイパーズなんかは、

それ以後に知名度が急上昇し、フックアップされた代表的(いや伝説的!)な例だし。

/// Nirvana - Plateau ///

当時は今の何倍ものカバー曲がクラブでプレイされていたのも、今との大きな違いかな。

B面にキラーなカバー曲を入れるとDJに重宝されることも多くて、

シングル・レコードのセールスを伸ばす手段の一つでもありました。

そういうワケで、僕がWEENを知ったのも、ASHがカバーしてたからこそ。

なんというか、妙に恩を感じていたりするのです。

"A Life less Ordinary"のシングルB面に収録されている、

/// Ash - What deaner was talking about ///

そして、こちらがオリジナル、オルタナ・カントリー大名曲。

/// Ween - What Deaner Was Talkin' About ///

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