「Playlist」GROOVER June 2020
DJ SEO
01.PILLOW QUEENS / HANDSOME WIFE
9月のデビューALをリリース予定のダブリン4人組。
伸びやかで力強いVoがグルーヴをぐいぐい引っ張っていく感じ、最高です
02.TWIN STRANGERS / CRUSHED
BIG STARより続くパワーポップ系譜。普遍的で懐かしさも感じる南ウェールズからの新人
03.SHAMIR / ON MY OWN
ロックに寄ってからが更に良いのになぜか1st以降スルーしてしまってたSHAMIRですが(泣)、インディに戻ってMV減ったからかな、、でも好調そうで何より。lo-fiでpopな検疫アンセム
04.KENNYHOOPLA / PLASTIC DOOR
米ウィスコンシンのSSW、落ち着いたリフやビートとハスキーなvoでブロックパーティを憂鬱にしたようなナンバーで、派手さはないけどハマる音
05.TRUNKY JUNO / I'M JUST AS SCARED AS YOU ARE
現代版The WannadiesかFOWとでも言ってしまいたくなるくらいキャッチーな、イギリスはニューカッスルのベッドルーム新人
06.GARLAND / NAP
現代シューゲイザーとしてはなかなかの才気を感じるフランスのバンド。かなりぶっ飛んでゲイズしつつ歌モノなのもポイント高し。最高すぎですが詳細は不明です
07.LA PRIEST / WHAT MOVES
元Late Of The Pierによるスペース/サイケなプロジェクト。5年ぶりの新作より既に100万ストリーミング越えしているメランコリックなエレクトロ・ファンクで中毒性高いです
08.KATE NV / PLANS
来日も果たしているロシア/モスクワのエレクトロニック・アーティスト。ポップでニューエイジな1st、更に進んだ2ndを経ての3rdは、どこかバッファロードーター~グランドロイヤルっぽいバランス感覚もある作品に
09.JAYDA G / BOTH OF US
1stアルバム以来となる新曲はリリースした瞬間からクラシック入りしそうなサニーハウス
10.THE STREETS / I WISH YOU LOVED AS MUCH AS YOU LOVED HIM
7月リリース予定の新作より、UKネオソウルGreentea PengとラッパーDonae'oを迎えたUK Funkyなサマーアンセム
11.NADIA ROSE / TOO BAD
ストームジーのいとことしても知られるロンドンのラッパー、フックもキャッチーでポップに寄ってきた最新曲
12.DIPLO PRESENTS THOMAS WESLEY / SO LONG ft. CAM
THOMAS WESLEYという名義でカントリー進出しての新作ALより、CAMを招いてのダンス・ポップ曲。ほとんどClean Banditだけど、この流れはカントリーxダンスの高い親和性でまだまだ続きそう
DJ GAMMY
13.TERRACE MARTIN, DENZEL CURRY / PIG FEET (ft. KAMASHI WASHINGTON, G PERICO, DAYLYT)
(白人警官の)クソったれの足という怒りのタイトル。出来ればMVは無音になってからも最後まで観ましょう。If you're tired of hearing about racism, imagine how tired people are of experiencing it.という当たり前のことがまかり通る世の中にしたいですね。
14.KHRUANGBIN / SO WE WON’T FORGET
世界各地の音を取り込むセンスがズバ抜けててもう嫉妬なバンドなわけですが、上り詰めちゃっててどうしような話題の3rdアルバム先行曲。エレガント&ファンキーという無敵の方程式。
15.J-FELIX / BE THANKFUL FOR WHAT YOU GOT
Swindleのツアーギタリストでおなじみのファンクマスターの新曲は、一度はサンプリングなどどこかで聴いたことがあるであろうウィリアム・ディヴォーンによるスムースソウルの古典中の古典曲のカバー。
16.LOKOY / CLASSIC CITY GIRL
シーケンスのチープな使い方がクセになるノルウェーのポップマニアの新曲がなかなかの決定打。このご時世の子供のためのホッコリMVも良きです。
17.TTRRUUCES / I’M ALIVE
FIFA20でおなじみのバブルガムキラーがやっとサブスク解禁されたので。正体はFINDLAYの新しいユニットで、どぎついポップ感は相変わらずなのでホッコリしちゃうね。
18.JADE HAIRPINS / (DON’T BREAK MY) DEVOTION
Young Guvに続き、Fucked Upのまた別のメンバーによるサイドプロジェクト。どっちも結局メンバーみんなパワーポップが好きてか80sが好きなんやろなとホッコリしちゃうね。
19.GIMBRERE / ON MY MIND
オランダの新人による、グラディス・ナイトのLove Is Always On Your Mindネタと太いキックで嬉しい楽しいハウスです。
20.DJ BORING / LIKE WATER (edit)
瞬く間に時代を制したLo-Fiハウスの才能による新曲は、アニメーターAmir JahanbinによるMVとの相まって没入度増し増しです。
DJ KiM
21. Lady Gaga - Sour Candy (with BLACKPINK)
突如ドロップされた最強コラボ。カムバックもアナウンスされたBLACKPINKをフィーチャーし、鮮やかなマイクリレーを韓国語と英語を織り交ぜながら繰り広げ、その土台はハウスビートで躍らせるポップアンセム。
22. Park Hye Jin - Like This
K-HouseシーンのライジングスターとなったDJ、シンガー、プロデューサー。ドリーミーなメロディと疾走感、彼女の中毒性あるヴォーカルが乗る繊細なトラック。しかも<Ninja Tune>からのリリースとは納得の出来栄え。
23. Ghetto Kumbé - Vamo a Dale Duro
名前の如くゲットー印、コロンビアからの刺客・アフロフューチャーダンスミュージック。アフロ/カリビアン・ルーツの要素をうまく取り込み一気にスタジアム級のグルーヴを生み出す圧巻さ。リリックは今まさしく刺さるような「怒り」を表現しています。
24. Bully - Where to Start
前作より軽快なでポップな感じがオルタナ陽性反応を引き起こす、待望の新曲。
25. X Ambassadors, K.Flay and grandson - Zen
こちらもオルタナ枠。久しぶりの新曲はシンガー・ ソングライターのK.Flayとgrandsonをフィーチャした、チル向きでレイドバックできるポップソング。
26. Lil Peep - yesterday
2016年にリリースされたミックステープが正式に配信リリース。Oasisの"Wonderwall"をサンプリングした、今でも全く褪せることのない天才的な一曲。
DJ Case
27. RMR - I’m Not Over You
絵に描いたような極悪ギャングルックなのにRascal Flattsの”Bless the Broken Road”を美声で歌い上げ、映像と歌声のギャップから一躍注目の的となった謎の覆面R&B/ラップアーティストRMR(Rumor)。ありきたりなトラップミュージックにはもう飽き飽き、そんな貴方に届けたいカントリートラップバラード。
28. Jafaris - Glue
2019年のデビューAL”Stride”、そしてJay Crookesとのコラボが記憶に新しい、ダブリン出身のラッパーJafarisが帰還。キャッチーで耳に残るフロウは今回も健在。近年賑わいを見せるアイルランドラップシーン注目株の1人です。
29. Dirty Projectors - Inner World
Dirty Projectorsが止まりません。年内にEPを5枚出すという規格外な計画があるらしいんですけど、このクオリティで揃えられたら誰も勝てないな~どうなるのか乞うご期待!ということで要注目です。
30. Grand Pax - PWR
ノースロンドン発の女性SSW、Grand Pax。儚さと力強さって共存できるんですね!個人的にはSOAK×G Flipと解釈しています。<Blue Flowers>から6/26(金)に発売されるEP”PWR”よりタイトルトラックをピックアップ。
31. George Clanton × Nick Hexum - Aurora Summer
インターネットミュージックシーンの牽引者×90’sミクスチャーの先駆者、異色の組み合わせから生み出された極上のチル。どちらの特徴も良い塩梅で反映されていて普通に感心してしまいました。
32. Pet Shimmers - Mortal Sport Argonaut
自身を8ビットアポカリプスパーティーバンドと称するブリストル発の6人組。年始に聴いたときはなんだか気分ではなかったのに、何故かこのタイミングでしっくりきているのでご紹介。音楽を自由に解釈して楽しんでいるっていうだけで応援しちゃう、満点。
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