「Playlist」GROOVER July 2020

DJ SEO

01.FUTURE ISLANDS / FOR SURE

久々の新曲!NOみたく同じことしかしないの潔くて最高ですね。

デス声オプションをスタジオ音源では頑なに?使わないのも貫いてます。

02.SAMIA / FIT N FULL

伸びやかで解放感たっぷりなサビが今夏のサウンドトラックにピッタリ。

ただの揉みガール(Lasting FriendのMVより)と思ってたら、1stALに合わせてギヤチェンジしてきました。

03.THE BETHS / DYING TO BELIEVE

1stも好評だったニュージーランドの4ピースの2ndフル。イントロのリフから最高すぎる、

パンキッシュに駆け抜けるギターポップ。

04.0171 / FOLLOW

ロンドンはハックニーのエレクトロニック・ポップ・デュオ。

近未来的で歪んだアプローチ。サビのワーウ!が病み付きになります。

05.SIA / TOGETHER (F9 Radio Remix)

シーア自身が監督を務める映画「MUSIC」より。

オリジナルも良いけどテンポ上がったRMXがDJ的には強そう。

06.VICTORIA MONET,KHALID,SG LEWIS / EXPERIENCE

アメリカをより良い方向へ、、という思いが込められたコラボBLMソング。

人々の慰めであり喜びとあらんことを。Experience Can Get You to Change.

07.HOLLY HUMBERSTONE / OVERKILL

すぐにでもブレイクしそうな英国SSW。00s前後の女性ポップ/SSWっぽい音が最近めちゃ多いような。温かみのあるギターと耳に残るハーモニーが名曲とは普遍的だと再確認させてくれます。

08.GLASS VIOLET / CLOCKWORK

ブリストルの新人ロックバンド。ぐいぐい上ってくコーラスはアンセム感たっぷり。

09.DMA'S / THE GLOW

オーストラリアのブリットポップ・リバイバル3ピース。彼らがイギリスでここまで受け入れられたのは凄いこと。オアシスっぽさが後退してキラーズやU2に寄った最新3rdより。

10.I, Doris / WONDERWOMEN

明るくてキャッチーなポスト/ディスコパンクを鳴らすロンドンのフェミニスト・ポップ・バンド。デビュー曲ではSQUEEZE / UP THE JUNCTIONをカバー(なぜかタイトルが違うけど)していてそれも◎

11.KATIE DAY / DANCING

奇妙でオルタネイティヴな中毒性があるインディ・ポップ。

どの曲も声が壊れてて病んでるとしか思えないし不快にも感じるのに、なぜか聴いてしまう不思議なLAのSSW。

12.FIKA, FABICH - MEAN ft.BAMBIE THUG

サウスロンドンの新人デュオ。ダウンテンポなエレクトロポップ/R&Bで間に入るギターも主張しすぎないのが絶妙ですね。


DJ GAMMY

13.DISCLOSURE / MY HIGH

Lo-Fiハウス作ってほしいなーて思てたら来ましたね。slowthaiとAminê参加の新曲。アルバムも元気で期待出来そうなんで楽しみです。

14.HIATT dB / SUN SPELL

年間ベストシングル候補。ニューオリンズからのニューカマー。4曲全て新鮮な音で意義のある1枚ですが、特にこの曲がもうブレイクス!て感じで最高ですね。鳴物マニアにはたまりません。

15.CLAP! CLAP! / MANDRAGORA

イタリアのトロピカルベースウィザードももう3枚目。本人が言うようにリキッドな質感できた新作より。Nicola Cruzにも同じく顕著だが、一音一音洗練された鳴りと配置がまさに真新しい音として生まれ変わるというね。

16.KELEKETLA! / INTERNATIONAL LOVE AFFAIR

Coldcutの新プロジェクトは現行ロンドンジャズと現行アフリカ音楽の邂逅。健全て感じでColdcutらしさが出ててホッコリしますが(笑)、まずは現行の総決算、てとこですね。

17.LCSM (Likwid Continual Space Motion) / MORE BRILLIANT CENTRE

で、今後の現行ロンドンジャズを占うのがこの1枚。これはあのIG Cultureのレアプロジェクトのまさかの復活作なんですが、こっちは現行ロンドンジャズとIG Cultureつまりブロークンビーツとの邂逅なんですよね。夢があるし未来ですよね。

18.POLO & PAN / FEEL GOOD

フレンチデュオのnewシングル。同シングル収録のPili Piliもおもしろいが、グルーバー的には断然こっちのスムースチューンで。

19.STAY HOMAS / ESTAMOS MAL

Doctor Pratsのメンバーなどが集まったLockdown sessionバンドの新EPより。アンダルシアのSSW、El Kankaを迎えてのDoctor Pratsらしいラテンミクスチャポップ。

20.ARCA / KLK

ロザリアを迎えてのレゲトントラック。未来のレゲトンとは一切感じないが、TKNより大いに下品な感じで大好きです。


DJ KiM

21. BLACKPINK - How You Like That

待望のカムバックシングル!ティーザーの感じからハウスフィーチャーなのかな?と思ってましたが、ダウナービートにラップが映える一曲に。

後半で倍テンになる展開がめちゃくちゃかっこいい、ビデオもあっさりトレンド入り。世界制覇も目前ですね。

22. Ashnikko - Cry (feat. Grimes)

TikTokでバズを起こした、ロンドン発ポップのアンチテーゼ、ジェネレーションZの新たな象徴として支持されているAshnikkoのGrimesをフィーチャーした曲。カントリー・ミュージックとSlipknotをルーツを持つという彼女。確かに納得の鋭いギターリフ、パンチのあるリリックとビートがこちらの体温を否応なく上げてくれますね。

23. Bring Me The Horizon - Parasite Eve

制作模様がYouTubeにてティーザーとして公開されていた新曲が遂にリリース。"Ludens"が凄すぎてあまりパンチがないようにも感じますが、ゲーム"DOOM Eternal"のOSTコンポーザーであるMick Gordonを共同プロデュースに迎えたマシナリーな感触やブレイクダウンの使い方は他の追随を許さず。今年出る予定の「4枚のレコード」への序章的な一曲になるはず。

24. Grey Daze - B12

今もなおその死が惜しまれるLinkin Parkのチェスター・ベニントンが、LP加入以前に組んでいたバンド。最新技術と仲間たちのバックアップにより新作としてアルバムをリリース。

LPとは違い、ルーツであるグランジ・オルタナティブ/ヘヴィーなサウンドが特徴。公開されている制作ドキュメントは彼に対する想いも語られるエモーショナルな内容で、涙なしには見れません。。

25. 100gecs - hand crushed by a mallet (Remix) [ft. Fall Out Boy, Craig Owens and Nicole Dollanganger]

エグい情報量で収録されリリースになったセルフリミックスアルバムから、大変貌を遂げた今曲をピック。

客演の名前からこのあたりのロックミュージックの文脈に接続、というよりは「浸食」し、アップデートとブラッシュアップすらこなしてしまっています。

どのトライブも無視出来ない存在へと深化してます。

26. Upsammy - Subsoil

ドイツ、Dekmantel Recordsよりからデビューアルバムをリリースしたプロデューサー・Thessa Torsing=Upsammy。様々なリズムが複雑に混ざり合い、エアリーで軽やかながらもめちゃくちゃドープなビートが繰り広げられる様は、Botanical Aphex Twinとでも形容できる変種IDMミュージック。


DJ Case

27.Baby Queen - Buzzkill

インターネット時代が生んだDIYギターポップ、”Internet Religion”というぶっ飛んだ曲名でデビューを果たしたBaby Queenのセカンドシングル”Buzzkill”。アー写とか曲名とか完全に拗らせてると思うんだけど(笑)、それが良い点でもある。「Baby Queenて何なの?って訊かれたら大抵の場合”Buzzkill”を演奏するの、そうしたら奴らは理解するわ。」

28.Kacy Hill – I Believe In You (feat. Francis and the Lights)

天が二物以上与えてしまうということは意外と良くある話で、モデル兼SSW、しかもKanye WestのG.O.O.D. Musicがサインしたのも記憶に新しいKacy Hillですが、新ALはレーベルを離れ自主でのリリース。3月に先行でリリースされた本曲ではFrancis and the Lightsをft.ミニマルサウンドに美しい歌声が映えています。

29. J.LAMOTTA SUZUME - Trust Me

イスラエル出身ベルリンベースのR&Bアーティスト/ビートメイカー。天性の歌声はもちろんのことビートも自作な、90’sネオソウル経由ヒップホップ育ち、多種多様な音楽文化を吸収した才女の最新作より。

30. Noga Erez - No News on TV

こちらもイスラエル出身のシンガー/プロデューサー、偏屈且つ挑発的でありながらもポップに仕上がった最新曲。Damon Albarnがプロデュースしているの?と思うような既聴感。前作ではBjorkやFKA Twigsなんかと比較されていたのでこの変化は面白い。

31. Dominic Fike - Chicken Tenders

祝7/31(金)リリース決定のファーストアルバムからのシングルカット曲。耳心地が良くサウスフロリダの情景が目に浮かぶ陽気さと題材のユニークさがグッド。SUPER SONIC 2020(東京のみ)にも内定しているので実現したら特別なライヴになること間違いなし!

32. Anderson .Paak - Lockdown

多くのプロテストソングが発表されていますが群を抜いて良いです。Anderson .Paakお得意のミドルテンポに唯一無二のグルーヴ感、流れるようなフロウと痛烈なパンチライン、そしてJay Rockの見事なヴァース(MVでしか聴けません!)。豪華アーティストのカメオ出演有りのMVと合わせたフルコースでどうぞ!

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