「どんだけ流行りモノ嫌いやねん!」

LADY GAGAの新曲「PERFECT ILLUSION」が最高だ。

EDMを丸裸にした、最後まで上がりきらないストイックMAXなナンバー。

一定のポピュラリティーを獲得したアーティストが、

そのままポップを積み上げるのではなく、

メインではないオルタナな方向に舵を切った瞬間に、ロックを感じる。

CHAINSMOKERSがボヤいてるのにはウケた。

彼らも好きなアーティストだけど、やっぱりガガ様は別格だよね。


意外なところではTWO DOOR CINEMA CLUBの新作も同様だ。

もっと突き抜けて、いよいよ守備範囲(エッジ)の外に突き抜けるかと思いきや、

そこに踏みとどまるどころか、少しだけ戻ってきた。

インディーロックのフォーマットを保ちつつも、

ポップ・フィールドで生き抜くんだっていう意気込みが感じられる、

地に足のついたバランス。


古くはザ・ビートルズのサージェントペパーズ、

ザ・クラッシュのサンディニスタ、ニルヴァーナのイン・ユーテロ、

レディオヘッドのキッドA、、、

まぁそういった世紀の大名盤と比べるのはどうかと思うけど、

ポップ・フィールドとのせめぎあいこそが、ロックの歴史なんだよね。


そこで戦う上で、ポップなメロディーやリフを使うのは重要なんだけど、

スタイルまでポップになってしまうと、途端に興味が失せてしまう。


だから、アイドル・バンドや、チャート系との線引きを常に考えている。

アリかナシかを。エッジの内か外かを。

(外だからって、絶対にかけないってワケでもないんだけど)


ただ、不思議なコトに旬を過ぎると、そこそこ受け入れたりもする。

当時は聴く気も起きなかったSHAMPOOとか。笑

80’sとかそれ以前の楽曲なんかは、当時のノリを知らないのもあってか、

なんとも平然とかけてたりする。

これはつまり、時代の流れとともにポップの定義が変わっているからで、

現在の定義から外れているから、あるいは外れつつあるから、

受け入れられるようになったんだ、ということ。


そういう意味では、目下ジワジワ外れそうなのがアブリル・ラヴィーン(笑)

とはいえ、まだまだもう少しかかりそうだけど。

まぁ、15年近くもそこに留まるって、ある意味すごいコトだとは思うけど。


ゆえに、テイラー・スウィフトはやっぱり受け入れられない、

というのが、今回のブログの結末でした(笑)

2ndくらいまでは聴けてたのに、、、っていう、

一般リスナーとは真逆の展開なんですよ、と。


「どんだけ流行りモノ嫌いやねん!」「そら今頃、Twitterも始めるわ!」

っていう、ヤジりも気にしないで、

(真の意味での)オルタナ街道を突き進んでいきます。


あ、新しい自分になるんだった。

でも、あれからもう歴史は少しづつ変わっているんだよ。

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