「Playlist」GROOVER March 2025

DJ SEO

01.Little Simz - Flood ft. Obongjayar, Moonchild Sanelly

名実ともに最高峰の英ラップ・アーティストとなったリトル・シムズの新曲。おびただしい緊迫感とダイナミックなグルーヴにしびれまくり。5/9リリースの新作ALもめちゃくちゃ期待ですね。

02.Mura Masa - Jump

ただ飛べばいい。シンプルイズベスト。これぞパーティ・ミュージック!バウンス!

03.HAIM - Relationships

遂に戻ってきたハイム!久々となる新曲も彼女たちのシグネチャーともいうべきサウンドで抜群の安定感。今年のフジロックでは、Fred again..と並んで最も楽しみなアーティストですね!

04.Alien Boy - Changes

80'sギターポップにエモやシューゲイザーのエッセンスを加えたサウンドがいいポートランドのバンド。バンド名はWipersから取ったみたいです(Alffoのコメントより)前作もすごく好みなのになぜかすっかり忘れてました。新作は5月リリース予定!

05.Courting - After You

新作3rdアルバム(良い!)から。彼らはデビュー時からどんどん尻上がりによくなってますね。これはNew Orderの大好き「Crystal」のイントロ部分だけで1曲作り上げたような、聴いた瞬間に推せると確信した渾身曲。

06.Sunflower Bean - Nothing Romantic

巷の評価ほど自分の中ではきてなかった彼女らですが、新作からの先行2曲、めっちゃいいですね。これとか完全に80'sポップ/ニューロマンティックなギターロックしてて最高です。

07.feeble little horse - This Is Real

米ピッツバーグ出身のインディロックバンド。久々の新曲は、ノイジーでぶっ飛んだ展開の期待を裏切らないナンバーで、サビ?聴いたとき思わず吹き出してしまいました。

08.King Husky - Wish I Had A Dog

ノルウェーメタルKVELLERTAKのギタリストによるソロ。デスキャブ好きに激推しできそうなインディ/ギターポップでこんなんなんぼあってもいいですからね。

09.TOKiMONSTA - Enjoy Your Life

Oby Onyiohaの80'sアフロ・ディスコ「Enjoy Your Life」を現代フレンチタッチとして蘇らせたキラー・ハウス。アルバムも全体的にバランスが整っていてかなりお気に入りです。

10.Amine - Familiar

ポートランド出身のラッパー、アミーネ。待望のニューアルバムからの新曲は、フロアライクなヒップハウス!彼は随所にポップさが溢れ出てて聴いてて楽しくなるような楽曲が多いですね。プリマヴェーラで観れるので楽しみです。

11.Lyn Lapid - i'll be happy when

米バルチモア出身のフィリピン系アメリカ人SSW。伸びやかなヴォーカルと開放的に突き抜けたサビが抜群にいい。デビューALは4/25ということで期待ですね。

12.ROLE MODEL - Sally, When The Wine Runs Out

インディポップ好きにはおなじみのLAのSSW、なかなかパッとしない中でしたが、とうとうバズったね、おめでとう!春の季節が似合う、ほっこりギターポップはどの世代にもハマるかと。ってことで、昨年の2ndアルバム「kansas Anymore」もめでたくDX版リリース。


DJ GAMMY

13.Wavves - So Long

ネイサン・ウィリアムスことウェーブスの新曲。2017年のサイケ路線も良かったが、そこを経ての貫禄が出てきた近年のメロ重視のパワーポップ路線も納得の流れで強い。

14.Wrong Way Up - Dowatchalike

メルボルンのアフロシンセデュオの1stアルバムより。カメルーンのフランシス・ベベイ先生を想わす70年代の音の風景とリズム感が新鮮に響きます。

15.KILIMANJARO - Come Towards The Light

ザンビアルーツのキリマンジャロのニューEPからは、ダイナミックでトランシーなアフロトラックで。今年のコーチェラのハイネケンハウスに登場予定です。

16.Baalti - Bodylock

インドのDJデュオがモールグラブのSteel City Dance DiscsからリリースしたニューEPがドンピシャ。西ベンガルのサウンドシステムDEK BASSに影響された、パーカッシブなベーストラック祭。

17.Jimi Tenor, Freestyle Man - Domus

このコラボがやはり今でも良い!フィンランドの鬼才ジミテナーとDJ SASSEことフリースタイルマンとの25年以上続くコンビ。3年ぶりのコラボで出すアルバムは、マジカルな絶品ディープハウスで円熟。

18.Ted Taforo - Don’t Be That Guy

ロサンゼルスのサクソフォニスト、テッドタファロの新曲は、同じくロスで活動するドラマーとベーシストとともに、ロスらしいハイブリッドなフューチャージャズ(死語)を披露。このリズムでスウィングさせるとか変態。

19.Dam Swindle - Girl (ft. Faye Meana)

アムステルダムのハウスデュオ、ダム・スウィングの5月末リリースのニューアルバムからの先行シングルは、ロンドンのSSWフェイ・ミアーナがポップに歌い上げる予想外の新境地で、これは良い流れですよ。期待しましょう。


DJ Case

20. Tapeworms - Pitch Pop

フランス出身で東京を拠点に活動する(珍しい?)3人組。ノスタルジアを感じさせながらも未来的なそのシューゲイズ×エレクトロポップなサウンドは「Toygaze」と名付けられているそうな。

21. PARTYOF2 - mad love

元grouptherapy.のSWIMとJadagraceがタッグを組んだPARTYOF2の新曲。(つい先日grouptherapyとTOKiMONSTAの曲を紹介していたのに解散していたんですね…)オールドスクールなヒップホップに実験的なサウンドを融合させたスタイルは変わらずで安心です。

22. Amanda Reifer - RUDUMB?

DOPEという褒め言葉がぴったりなAmanda Reiferの新曲。超がつく強力なプロダクション(Kendrick Lamar, Pharrell Williams etc.)を携えて、今年の注目株間違いなし。それにしてもCover Driveのリードシンガーだったんですね、バラードもいけちゃうその才能ににんまり。

23. Yuno - Blest

インディーポップとR&Bを巧みに融合させた、軽快でキャッチーなメロディーが印象的なYunoの新曲。自身が監督と編集を手掛けたMVも含めて、何をさせてもこの人はセンスが良いですね。

24. Lonely Pirate Committee - Slice of Heaven

オハイオ州クリーブランド拠点のインディーロックバンドLPC!人気がなさ過ぎて応援したくなってしまうので2回目の登場です、オルタナティブロックを軸足に、多彩なサウンドデザインを取り入れたユニークさは受けると思うのですが、聴いてみて。

25. Raisa K - Final Generations

絶望的に暗いサウンドにのせて人間関係の複雑な感情を掘り下げた歌う、ロンドン発のシンガーソングライターRaisa K。既に今年の私的ベストに入りそう、ぞくぞくしながら聴いています。

26. The Voidz - Blue Demon

ご存じジュリアン・カサブランカス率いるThe Voidzの最新シングル。オートチューンを使い過ぎなんて声もありますが、実験的なアプローチとミステリアスな中東サウンドで新しい。ライブ映像もイケてます。


DJ PIGSY

27. SOFY - sticky

UKインディ注目株「SOFY」の新作ALからこちら。

メロディセンス抜群ですがなんといっても展開が自分好みに刺さりましたね。最後はみんなで大合唱!

28. Blusher - RACER

豪メルボルンのトリオ。

ドリーミーなAメロとハッピーなサビの抑揚が素晴らしい1曲。

29. Fiona-Lee - Nothing Compares To Nineteen

英イーストヨークシャーのSWW「Fiona-Lee」のデビューEP。繊細かつ貫禄のあるエモーショナルな歌声を堪能できる良作。

30. Chloe Qisha - Sex, Drugs & Existential Dread

Ian Duryの「Sex & Drug & Rock & Roll」のタイトルを現代風にしたら、という遊びから生まれたそう。

カウベルの軽やかな音やレジの開く音等を混ぜた遊び心のある音の使い方で、Chloeの曲の中でも軽快でポップな1曲。

今年で2曲目のリリースなので、ALかEPのリリースに期待ですね。

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