「Playlist」GROOVER May 2019

dj SEO

01.BARRIE / DARJEELING

ウィスパーな女性Vo、スムースでノスタルジックなシティポップ。

NYブルックリン発のインディ/ドリームポップ、デビューALより。

02.PATIENCE / THE GIRLS ARE CHEWING GUM

日本でも人気を博したVeronica Fallsのフロントウーマンによるソロ。

フックのメロディーが一気に心を鷲掴みにする80'sなエレポップで最高ですね。

03.BELLS ATLAS / BELLY

カリフォルニアはオークランドのサイケ/R&Bバンド。

奇妙でエクスペリメンタルなフューチャーソウルで最高。

04.AJ TRACEY / LADBROKE GROVE

2月に1stAL(全英3位)をリリースした西ロンドン出身ラッパー、JORJA SMITHをサンプリングしたレぺゼン・グライム。

05.TORY LANEZ / FREAKY

ドレイクとのビーフも話題になったカナダのラッパー、フルート使いのネタ感満載トラップ/ヒップホップ。

06.LOGIC / HOMICIDE ft.EMINEM

エミネムとの初共演曲。速すぎるラップが燃えるぜ、チキチキチキチキ!

07.EDWIN ORGAN / ARE YOU TIRED TOO ?

グラスゴー発の宅録ドリーム・ポップ。こんな気持ち良い曲に誘惑されたら、ホイホイ踊りながら現実逃避しますわなそりゃ。

08.VARGAS & LAGOLA / SINCE 99

AVICIIやSWEDISH HOUSE MAFIAへの客演で話題となったスウェーデンのSSW。

既にRoadsがヒット済みですが、こちらは哀愁あるシテイ/ダンス・ポップでかなり好み。

09.NOEL GALLAGHER'S HIGH FLYING BIRDS / BLACK STAR DANCING

ノエル兄貴の新曲はスペーシーサイケ/ファンク。オリジナル音源でここまでダンスに傾倒するのは事件かつ必然か。勝ちにこだわるリアムと勝ちを手放すことに躊躇しないノエルの交点はあるのかな?

10.THE GET UP KIDS / THE PROBLEM IS ME

ザ・ゲット・アップ・キッズの8年ぶり新作は、これを00'sに作って欲しかったと誰もが思ったグッドメロディ全開のエモ/パワーポップで渾身の出来!

11.CLINIC / LAUGHING CAVALIER

レディオヘッドの来日公演で前座を務めたことでシニア層にはおなじみのUKサイケ/インディバンド。めちゃ懐かし~と思ったら7年ぶりの新作なんですね。あははーイヒヒーうふふー。

12.SOAK / DEJA VU

地味だった1stから一転、ポップでキャッチーなコーラスが満載の2nd。KEANEを更に甘くしたクラブでも映えそうな名曲。


dj GAMMY

13.LOCAL NATIVES / MEGATON MILE

彼らの新作もプロデュースをショーン・エヴェレットに任せて大正解。ビート好きとしてはやはりタイトでファットなボトムスが気持ちいい。

14.ALASKALASKA / TOUGH LOVE

思ったより早く出たデビューアルバム。Cymbalsと同じくギターに頼り過ぎないバランス感覚が魅力のポストパンクバンドだが、この曲の魅力はもちろん情景豊かなギター。

15.AMBER MARK / MIXER

思ったよりなかなか出ないデビューアルバムですが、こちらも引っ張りだこのマイク・スノウのアンドリュー・ワイアットをプロデューサーに迎えた90s流ファンクの新曲。思ったより派手なMVがちょっとアレだが…

16.PETE ROCK / ROUND MIDNIGHT

説明不要のレジェンドディガーの新作というか未発表インストビート集より。アルバムタイトルは彼の代名詞でもあるイーミューシステムズの名機SP-1200からでしょう。最近のラップではなくヒップホップやハウスのトレンドにちょうど合いますね。

17.DJEUHDJOAH & LIEUTENANT NICHOLSON / POUSSENT LES AILES

フランスの現行アフロディスコデュオの、流行りだけで終わらない現行解釈が良好な2ndAL。他の派手なお祭り曲も良いが、この曲のムードは今が旬。

18.QUANTIC / ATLANTIC OSCILLATIONS

ウィル・ホランド大先生の来たる新作を期待せざるを得ないアメイジングな先行トラック。先月のGutsとFriendly Firesに橋を架けるかのような、NYディスコのアップデートに拍車をかけるエポックな名曲。

19.LAROYE / COLOMBIA 26a

こちらもフランスからの、ただのアフロディスコの焼き回しで終わらないブギーなビートダウンハウスの良曲。これも好物のクロスオーバー具合で迷わずオススメ。

20.K.G.O & THE ZONGO BRIGADE / AGORO

ガーナ&ジャマイカのラッパーによるユニットの、アフロでフュージョンでミクスチャな最高のデビューアルバム。どことなくパイドパイパーな煽り具合を思い出す声と生音ファンクとの相性が良いのは言わずもがな。どっかフェス出て欲しい!


dj KiM

21. Injury Reserve – Jailbreak the Tesla (ft. Aminé)

米アリゾナ州フェニックス出身、LAを拠点とする 2MC+白人プロデューサーから成るヒップホップ・トリオ。リフを奏でるガムラン的なサウンド(カリンバの音色)の謎さ、しかもアミーネをフィーチャー。そしてTeslaを題材にしたフリーキーなサンプル使いが超かっこいい。

22.The Chainsmokers - Do You Mean ft. Ty Dolla $ign, bülow

ニューアルバムから先行2曲目。一聴すると普通な感じするんですが、

何回もリピートしたくなる中毒具合が見事なポップソング。

今回はTy Dolla $ignとオランダの若き女性シンガー bülow (ビューロウ) をフューチャー。

23.black midi - crow's perch

英ブリクストンの新星。話題になってますよね。ポスト・パンクな音ですが、手数の多いドラミングが圧倒的なアンサンブルにはポストロックとマスロック、そして現代ジャズからの影響も。。。ノイジーなシンセと生楽器のミックスとしては2019年においてはこれが正解か。低音のブースト加減なんかはビリー・アイリッシュのサウンド感覚のロックバンド版とも言うべきか。

24. JUMEX - LONER

爆発的な人気で話題となっているクラウドラッパー、JUMEX。弱冠19歳ながら、Michael Jackson、MY CHEMICAL ROMANCE、David Bowieなどからの影響を公言しています。勃興するシーンの新たな顔になれるか。

25. SZA, The Weeknd, Travis Scott - Power Is Power

大人気海外ドラマ・GOT(ゲーム・オブ・スローンズ)の最終章サントラより。『ブラックパンサー』や『スパイダーマン:バース』に続くサントラ無双。タイトルの”Power Is Power“は作中のキャラクター、サーセイ・ラニスターがピーター・ベイリッシュの「知識は力である」という発言に対して、「力こそ力よ」と言い返したことから。

26.Liss - Talk To Me

スウェーデン発、約3年振りとなるEPをリリースするインディーR&Bバンド。XLとサインしたその勢いでアルバムが出てればまた違う景色になっていたかも、、、爽やかかつロマンティックなメロディながら軽快なビートが独特で面白いです。とはいえまだ弱冠20歳そこそこ、若者特有の浮き沈みやセクシュアリティーや人間関係など、シリアスなテーマを歌っています。

27. Vic Mensa - Zombie

Vic Mensaと彼のバンド・93PUNXがクランベリーズの名曲をカヴァー。オルタナに影響を受けた彼の愛が詰まった名カヴァーです。

28. Flying Lotus - More (feat. Anderson .Paak)

来るべき新作から、アンダーソン・パークをフィーチャーした新曲が到着。ビデオはFlyloがリスペクトを公言している渡辺信一郎氏が監督。『ブレードランナー:ブラックアウト 2022』以来となるコラボ。


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