「Playlist」GROOVER December 2019

dj SEO

01.JIMI SOMEWHERE / BENTON WAY

BOY PABLOとの共作曲も話題だったノルウェーの新世代SSWポップ・アーティスト。カットアップ/コラージュしたChill Wave~Electronikaなトラックにラップを乗せた今の世代に響く音像でどんどんヤバくなってきました。

02.DUA LIPA / FUTURE NOSTALGIA

先月も入れてたデュア・リパちゃんですが3倍くらい良いこっち推しで。

アルバム・タイトル曲なのも納得のミラーボール/ディスコ・キラー!

03.IANN DIOR / GONE GIRL ft. Trippie Redd

Goth Boi Cliqueのライブで(カバーで?)演ってて即ハマったストリーミング5000万回超えの大ヒット曲!ちょっと前にMV発表、新ALもリリースしてたようでようやくプレイできそうです。

04.MILKY CHANCE / RUSH ft. Teme Tan

前作で知りましたが本国ドイツではその前から売れてたみたい。フェスとかで合唱するには最適でこういうの好み。

05....AND YOU WILL KNOW US BY THE TRAIL OF DEAD / DON'T LOOK DOWN

90'sから活躍する米テキサス/オースティンのオルタナロック・バンド。来年1月にリリースする6年ぶりとなる新ALからの先行曲は軽快なドラムとファジーギターが躍るポップ・ナンバー!

06.FLEETING JOYS / DON'T YOU KNOW THE WORLD COULD END

シューゲリバイバルには乗り遅れ、Glo-Fiのときにはマイブラ過ぎてスルーしてきた、カリフォルニアのシューゲバンドが10年ぶりに始動。この曲も例にもれずマイブラですがSSW~ポストパンク全盛の現在においては新鮮に響きます。

07.ANDY SHAUF / TRY AGAIN

Wilcoのジェフ・トゥイーディが評価した前作が出世作となったカナダのSSW、来年1月にリリースする新作からの先行は、雪解け~ちょっと早い春を思わせる跳ねたギターポップでこれはかけれそう!

08.MICHAEL KIWANUKA / YOU AIN'T THE PROBLEM

ちょっと前のトムミッシュとの曲をすっかり忘れたまま新AL出ちゃいました。冒頭を飾るモータウン/オールディーズ調ゴスペル・ソウルがやや異色でグッド。

09.CARIBOU / YOU AND I

来年5年ぶりの新作をリリースするカナダのエレクトロニカ・アーティスト、古いファンにはMANITOBAの方が馴染みあったのも過去すぎる話。前作からもう5年も経ってたのにもビックリ。ストレートなAメロから一転してエレクトロニカなフックに突入するDJユースな先行曲に仕上がっています。

10.JAMES MASSIAH / NATURAL BORN KILLERS (RIDE FOR ME)

MASSIVE ATTACKにフックアップされていたロンドンの新鋭ラッパーによるソロ作。ダークで浮遊感あるエレクトロ・テクノ/ダンスホールで最近こういう音増えてきました。

11.ALICE BOMAN / DON'T FORGET ABOUT ME

来年初頭に1stフルをリリース予定のスウェーデンのSSW、まるで蜃気楼の中をさまよってるかのような浮遊感漂う音像とビートが心地よいです。

12.NOW, NOW / LONELY CHRISTMAS

ナウナウからのクリスマス・プレゼントは本気度高めな王道80'sSGLラインで泣ける~!!!今年のベスト・クリスマスソングですね。


dj GAMMY

13.SASSY 009 / LARA (feat. CLAIRO)

オスロの3人組のアルバム未収録やった新曲。クレイロの声の美しさに気を取られがちですが、夜の猥雑さこそが彼女たちたらしめるところなのでお間違えなきよう。

14.LAURENCE GUY / WHY DO COWBOYS NEVER DIE IN THE EAST?

UKの今のハウスを押さえておくなら外せない1人。ダブステップや00'sドラムンなどベースミュージック上りよろしくな上に、さらにコーツェばりのマッドさが潜むエレガントなミニマルディープハウス。

15.MARQUIS HAWKES / HASHTAG LIFE GOALS

こちらも重要なマーキス・ホークスの新作。後半にかけてますますうっとりするデトロイティッシュなロウハウス。ハウスミュージックに時代遅れなどない、と思わせるほどの力作。

16.ACEMOMA / ON TOP

ともに今年素晴らしいアルバムを残したAceMoとMoMA Readyのユニットの、前EPよりもジャッキンに、レイヴィーになった新曲。若さ故の華麗なる折衷は最高。

17.JITWAM / SOMETHING TO SAY

インド出身のビートメイカーによる今年インディーロック好きが見逃してはいけなかったアルバムhoneycombの次の手は、去年のプリンスよろしく路線を引っ張ってきた良曲。

18.STORMZY / CROWN

そしてイギリスに戻りストームジーの渾身の新作。フロア受けはワイリーフローやエドシーランのやつに任せるとして、UKのストリートミュージックの系譜に連なるこの決意表明のアティテュードソングこそが今まさに力になる。

19.MAN TEAR / KILL ME

アクセル・ボーマンやったんですね知らなんだ。で、なんで今な久々の新曲ですが、とにかく声が最高。フレンチディスコ×フィルターハウスだがどちらも控えめにディープにハメる!てかもうこの声でアガる!

20.MELT YOURSELF DOWN / EVERY SINGLE DAY

ジャズを更新していってこその正統なポストパンク。そう、00年代はポーラー・ベアーから始まっていたのです。その結実が今のロンドン。キング・クルーも然り。てかキング・クルーとロンドンジャズの繋がりを語る人少ないよねーなんてね。


dj KiM

21. Skrillex, Boys Noize, Ty Dolla $ign - Midnight Hour (Four Tet Remix)

Dog Blood+タイダラーサインのシングルをフォーテットがリミックスするコンボ。派手すぎない中盤のアンセミックさが丁度良い。

22. Die Antwoord - Baita Jou Sabela feat. Slagysta

久々のシングルは新世代のアフロ・ハウスと言われる”Gqom(ゴム)”とトラップ。Yo-Landiが相変わらず最高にイケてる。

23. Grimes - 4ÆM

5年ぶりとなる新作からさらに新曲。ゲーム"Cyberpunk2077"ともコラボされるとのことで、ここ最近のシングルだと一番好みかも。エキゾチックな音色からドラムンベースっぽくなるかなりアッパーな展開。

24. Rina Sawayama - STFU!

日本生まれUK育ちロンドンを拠点に活動するシンガーソングライターの、<dirty hit>移籍後初シングル。ビデオにも描写されてる様に、悪意のない小さいな差別的言動に対する怒りをポップとヘヴィネス(ニューメタルなギターリフが最高)の合わせ技で表現した2019型ミクスチャー。

25. KAYTRANADA - 10% (ft. Kali Uchis)

サプライズリリースしたアルバムからKali Uchisをフィーチャーしたシングル。相変わらずビートはトリッピーでサイケデリックで、メロはキャッチーだし言うことなし!

26. 070 Shake - Under The Moon

Kanye Westのレーベル<G.O.O.D. Music>からALリリースを控えてるUSラッパーの新曲。シンプルで音数少ないながら、

漂うローファイ感強めのベースライン、ざらついたノイズっぽいエフェクトが気持ちいいです。

27. No Rome - Trust3000 (feat. Dijon)

ネクストブレイクに多方面から声が上がっている一人、R&BシンガーのDjionとコラボした新曲。両者の絡み合うフロウが抜群。

28. Juice WRLD - Fast

追悼。早すぎる。


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