「PLAYLIST」GROOVER February 2020
dj SEO
01.SORRY / MORE
今年デビューALをリリースする中では注目度筆頭!PIXIESを下敷きに捻りが効いたオルタナ・ポップ曲で2 DOWN 2 DANCEに続くキラー曲となりそう。
02.THE AUBREYS / GETTING BETTER (otherwise)
2020年を代表する最強サントラ"The Turning"に収録されてるアンセム疾走曲。一聴した瞬間に気に入ってクレジットを確認したらStranger Things、Calpurniaでご存知のフィン君の新バンドによるデビュー曲でした!
03.THE MAGIC GANG / THINK
超~待望の2ndに向けての先行は、軽やかなホーンが高鳴るスウェディッシュ風ギターポップ曲でタンバリンスタジオが頭に浮かびます。期待できそうですね~
04.POTER ROBINSON / GET YOUR WISH
6年ぶりの新曲、とはいっても自分がちゃんと推したいと思ったのは初めて。
もうすっかりポップ脳ですが、、希望に満ちた歌詞も良い。
05.MAVI PHOENIX / FCK IT UP
オートチューン負けしない切れ味あるラップ/ヴォーカルが格好良いオーストリアはウィーンのアーティスト。遂に4月リリースとなる1stフルからの先行。ほんとFワード好きな彼女ですが英語圏外はどこも同じなんでしょうか。
06.JERSKIN FENDRIX / A STAR IS BORN
black midiやBlack Country, New Roadとコラボしている新人アーティスト。なるほどなデビュー曲から打って変わってのジュニアシニアまで連想されるポップな振り幅で一気に気になる存在へ。
07.OBONGIAYER / 10K
ダニー・ブラウンやリチャード・ラッセルの作品にも関わっているナイジェリア生まれでロンドン拠点のラッパー。エレクトロニックなアフロビートにソウルフルな語り調のラップが乗ったスタイルで好みですね。
08.NADA SURF / SO MUCH LOVE
Always Loveをメロディアスにしたような安定としか言いようのない最新AL冒頭曲。
09.HAPPYNESS / VEGETABLE
もうすっかり終わったものだと思ってた(失礼)ハピネスが6年ぶりの新曲!いまどきALは出さないにしてもシングルとかepは挟むものですが思想からして90'sなんでしょか。サウンドもウィーザーのデモ音源みたいで1st期のチャーリー・ブリスとも並ぶ絶妙な90'sクオリティ!
10.EN ATTENDANT ANA / IN / OUT
誰もが即死しそうなカッティング・ギター!パリのC86系インディーポップ・バンドの2ndより。
11.POOLSIDE / AROUND THE SUN ft. AMO AMO
10sインディダンスを象徴する存在といえなくもないLAのDAYTIME DISCO、
取り巻きの新人グループAMO AMOによるムーディ/サイケなデイドリーム。
12.THEOPHILUS LONDON / ONLY YOU ft.TAMA IMPALA
巷ではインパラ新作の話題で持ちきりなので、ここではNYブルックリンのラッパーを。
結構前にリリースされていた客演ナンバーですが、先日リリースされたALに収録されていて思い出しました。
dj GAMMY
13.TOPS / I FEEL ALIVE
モントリオールのインディバンドの来たる4thAL先行曲。タイトル通りの「生」を感じる現代におけるソフトロック名曲に春が待ち遠しい!
14.PABLO NOUVELLE / MILAMBI feat. ANGELIQUE KIDJO
グラミー常連のアンジェリーク・キジョーを迎えたスイスのマルチタレントの新曲。フィールドレコーディングも交えたこの躍動するハウストラックは、お互いにとっての新境地となってます。
15.MASARIMA / FREAK LIKE U
先月のベストトラック!エレクトロ(not ’00s)やアーリーハウスのあの時代をトロピカル&コズミックに落とし込んだナポリのミスティック・ジャングルのnewプロジェクト!
16.MAURICE FULTON & PEGGY GOU / JIGOO
ド変態巨匠と才女のコンビで新曲。たしかにこのベースラインは両者に共通する音でお似合いですね。
17.PROSPA / THE ONE
ガラージでレイヴな好物な音。いかにもリーズ出身って感じですが、このまま品が悪くならんラインで大きくなってほしいものですね。
18.LOVE REGENERATOR / HYPNAGOGIC (I CAN’T WAIT)
カルヴィン・ハリスの新プロジェクト。これがまたイケイケで、CLSとかSL2とかAltern8とかそのラインのアシッド・レイブです。このまま80s(つまり初期)まで戻って欲しい限りですね。
19.AGAINST ALL LOGIC / ALUCINAO feat. ESTADO UNIDO, FKA TWIGS
ご存知ニコラス・ジャー。これはアルバム未収のB面曲ですが、ちょっとしたリズムの抜き差しでグルーヴを変えていく圧巻のリズム天国でこれがベストトラック。
20.SINK YA TEETH / SOMEWHERE ELSE
ESGやDelta5でPunk to Funkなイギリスのポストパンクデュオがプロトハウスに接近した注目の新曲!これは2ndALが俄然楽しみに。
dj KiM
21. Halsey - Experiment On Me
映画『Birds of Prey』OSTより。コラボが噂されていたBring Me The HorizonのOliとJordanプロデュースの曲。アルバムの雰囲気とは違うけど近年のBMTHにありそうな展開の曲に彼女のヴォーカルがめちゃくちゃ映えてます。
22. Justine Bieber - Forever (feat. Post Malone & Clever)
ポストトラップ以降といった具合の絶妙な隙間とサウンドプロダクション。煌びやかで伸びのあるヴォーカルも素晴らしいですね。全曲どれも良かったのですが、大好きなPosty参加ということでこちらをピックアップ。
23. Grimes - Delete Forever
EBM → ドラムンベース → ときてお次はボサノヴァっぽいアプローチ!インディロック(この言葉がもう適切だとは思えないですが敢えて)ではTame Impalaと並んで上半期のハイライトに成りかねない彼女の新譜は、奇しくもグルバ当日。
24. Nate Flud - Clarity
マイケミ復活、YUNGBLOODらの新世代エモ/ゴスの台頭、そしてLil Peep以降のエモトラップがポップパンクを侵食する2020年の始まり。彼もそうですけど、単に相性だけではなく多分Blink-182辺りを後追いしてた世代がリファレンスした結果こうなったのかなと思ってます。
25. NOISY - Bring The Drums Back
エモやポップパンクを飲み込んだ要因として「歌」の影響があったように思うんですけど、こっちは元々「ラップ」してた連中がブレイクビーツを取り込んだ結果、UKだからプロディジーのような感覚もあるかも。
26. Rina Sawayama - Comme des Garçons(Like The Boys)
4月にアルバムが決定!前回シングルはニューメタルでしたが、全く違うテイスト、2000年代のダンストラックをきっちりやりつつ、強めのワードで攻めまくるフレッシュバンガーな一曲に。最高です。
27. Hatari - Klámstrákur
アイスランドのパンク/インダストリアルバンド。EDMやハードテクノが再定義されつつ、時代に合わせてより暴力的なビートに。シンセがアンセミックでアルバム全曲踊れます。
28. draag me - All Bad Score Emulations
100 gecsの“1000 gecs”が去年のベストアルバムと捉えている僕としては、正体不明の彼らを聴かないわけにはいきません。NIN〜ノイズ〜インダストリアル〜インディロック〜その全てを飲み込み、サンプリングも多用し明らかに詰め込めすぎなのにサクッとイケます。こういう滲み出てきた時代の「副作用」としてのポップも必要かつ必聴。
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